本日は新宿区の札所を巡る。出発地点は大江戸線牛込神楽坂駅。この駅の改札口を出たところにある周辺地図は北が下になっている。北は常に上、と思い込んでいる私には、飲み込みにくい絵だ。

A3出口からそのまま進むと、神楽坂上の交差点にすぐ至る。その脇に安養寺。寺伝によれば創建は平安時代に遡る古刹で、慈覚大師円仁によって開山されたという。花街にある寺の艶めかしい雰囲気を感じる。
道路から見えるのは歓喜天を祀る聖天堂で、本尊の薬師如来を安置する堂はその後ろ。東京大空襲で焼け残ったお顔や手首を基に復元されたもので金色燦然。


この後、人気パン店フィロゾフへ寄って、と思ったら、遠目に見えた行列の長さに瞬時で断念。住宅地の細い道をカクカクと曲がって、次の巡礼地筑土八幡神社へ。丘の稜線を進んだせいか、アップダウンが無くて助かる。

 

初めて本殿の後ろから境内に進入。こちらは4年ぶり。隣接していた神宮寺が廃寺となり、神社が札所になっている。
降りる階段は結構急。
この後、飯田橋駅を目指して進んだつもりが、なぜか出発点の神楽坂上に戻ってしまった。駅の地図に化かされた気分。

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