風呂掃除はここ数年、夫の分担。しんどい、面倒、と文句を垂れながらも続いている。四角い部屋を丸く掃く式なので、エプロン裏や排水溝などの見えない部分は舌打ちしながら私がやっている。

数日前から気になっていた、風呂蓋の裏のヌルつき。シャッター式の溝に黒カビが伸びている。冬、といっても暖かいのと、夫がブラシを掛けずにシャワーの水を掛けるだけだからだ。「改善」をストレートに申し入れると、「じゃあ、やんない。」と拗ねるので、搦め手からやんわり伝える。毎度のことだがホント面倒。遺伝か、躾の悪さが嫁をイラつかせるわん。

それにしてもカビの増え方が酷い。先日期待を込めて購入した「強力カビ取り剤」(何度騙されたことだろう)のゼリーをゴム手袋の指先でのばしていく。
終わりに近づいたころ、一部に破れを発見。あ~、これは寿命ね。20年以上働いてくれたので、思い残すことはない。

ホームセンターへ出かけようと思ったが、自転車の籠での運搬は危なそうだ。早速ネット検索、評判のよい製品を見つけて、注文、ポチ。

浴室に戻ったら、風呂蓋の表側がすっかり綺麗になっている。高価なカビ取り剤の効果?!裏側はイマイチなので、リピート買いはないなあ。
それにしても表は真っ白、明日処分するのは惜しい、かも。