昨日親知らずを抜いたら、夜中痛くて目が覚めた。


その時に、「あ、今お母さんの夢みてたわ」

と気づいた。


夢の中でのお母さんは

余命短いはずなのにわりと元気で家にいる

なぜかお母さんがいなくなったあとの話をしてる

っていう矛盾した設定。


お母さんに、

余命短いって分かってるの辛いよね。

と話しかけてた。


お母さんは、

辛いよ。あと少ししか生きれないなんて

ほんとはすごく辛い。


て言ってた。



お母さんと泣きながら話してて、

このことブログに書こう。

と夢の中で思ってたわたし。



設定めちゃくちゃだな。





あとどのくらい生きられるんだろ

って何回も言ってたお母さん。


日に日に身体の機能が弱っていって、

出来ないことが増えていくのは

ほんとに不安で仕方なかったと思う。





お母さんの手を握ってるこの写真は、

お母さんが亡くなる3日前に撮ったもの。





「手がしわくちゃになっちゃった。」

て悲しそうに言ってたな。



癌になると急激に老ける

と言われてて、顔や首、手がシワシワになるみたい。




髪が抜けて、抗がん剤やめて再び生えてきた時も、

変な髪型になって気にしてた。


こんな頭じゃ外出れないな。

て言ってわたしがあげたウィッグかぶって

帽子被ったりしてた。




女性だから色々気にしてたのに、

お父さんが

「癌になると老けて顔が変わるなぁ」

て言ったり

美容院行った後なのにお兄ちゃんが

「髪型アフロみたいなってるやん!」

て笑ったりして(明るく振る舞ってたんだと思う)

お母さんちょっと悲しそうな顔してて

それを見ると


ほんまうちの男達はデリカシーない発言するなぁ

と密かに思ってた。


見た目のことは、何も言わないでほしいよね。





髪が伸びてきた矢先にまた抗がん剤して髪が全部抜けた時は、隠してたけどやっぱりショックうけてた。


お母さんが悲しいとわたしもいつも悲しかった。



お母さんが嬉しいとわたしもいつも

お母さん以上に嬉しかった。








明後日で次女が3歳になるよ。


お母さんにおめでとうって言ってほしかったな。


3歳になるけどお母さんのことずっと覚えてるよ。