昨日は、日本産業カウンセラー協会主催による金沢での
「キャリア・コンサルタント講座 実技講座」の最終日でした。
この講座には二十数名の参加者があり、4日間の講座でしたが、
この日は、8月末に行われる試験の受験申込書などをもらい、
いよいよ試験に向けて勉強を開始しなければという気持ちになりました。
4日目ということもあり、受講者同士もコミュニケーションがとれてきて
和気あいあいとした雰囲気のなか充実した1日でした。
最初は、キャリア・コンサルタントとしてグループワークをしたときの
ファシリテーターの役割の勉強をしました。
6~7人のグループに分かれ、誰が、ファシリテーター役をするのか
決めてから、まず、テーマを決めて、話し合いをしました。
みんな自分の意見を活発に発言し、自分と違う物の考え方を
聴けてとても参考になりました。特に男性と、女性では視点が違う
こともわかり、同じ言葉でも人それぞれだと改めて考えさせられました。
また、同じグループ毎に、あらかじめ提示された事例による話し合いも行いました。
キャリア・コンサルタントをする場合は、まずは自己理解、そして仕事理解が
大切で、どの程度自己理解をしているのか、見立てをするのは
とても大変と感じました。
午後からは、3人ずつのグループでクライエント、コンサルタント、観察者に分かれ、
順番にロールプレイを行い、ふりかえりを行いました。
それぞれの思いを聴き、あっという間で気がついたら4時30分になっていました。
最後にリーダーからそれぞれ感想と試験に向けての励ましをきき、
受講者同士の協力が大切だと言われました。
とにかく試験の内容が多く一人で勉強するのは大変ということでした。
講座終了後は、みんなそれぞれメルアドなどの交換をして、勉強会をしようと
盛り上がってわかれました。
キャリア・コンサルタントの試験は、今の社会情勢や、雇用情勢が問題として
でるので、常に新聞に目をとおし、どんなことが起こっているか勉強を
続けてほしいといわれました。
チーフリーダーは、ipadを例にあげ、便利な道具だけど、これで出版業界が
どうなるのだろうといわれました。
本当にいろいろな技術がすごい速さで変わっていくことで、いままでの
仕事がなくなったりして、どんどん変わっていくということを
しっかり見つめないといけないと思いました。