梅もぎした時にどうしても落としてしまう梅があります。

昔から落ちた梅は漬けない方が良いと聞いているので、拾って煮梅を作りました。




昔は丁寧に爪楊枝5、6本でぶすぶすと穴を開けてつくりました。

穴を開けなくても、煮たたせないことと、丁寧に扱いさえすれば崩れないということがわかりました。


シャトルシェフで作りますが、3〜5日ほど朝晩面倒を見ないといけません。

私はこの手間が好きなので、毎年作ります。


昨日ある会合にお持ちしたら絶賛されたので、

ブログにアップしますね⤴️


楽しそう‼️💓って思える方はチャレンジしてみてくださいネ




たっぷりの水で煮立たせないようにとろ火で20分ほどゆらゆらと静かに煮ます。


そのまま2、3時間置くと酸味がお湯に移ります。


この時間がないと酸味は抜けません。

ジャムにするときはその後砂糖の分量を少なくするためにもう一度茹でこぼしますが、


これは形を崩さないために一回きりの酸味抜きです。時間を置いて酸味を水に吸い取ってもらいましょう。


いちど静かに煮汁をこぼして、改めて新しいきれいなお水を鍋のふちから静かに入れます。

そのまま細い水を流しながら1時間ほど酸味抜きをします。


その後丁寧に1個ずつ盆ザルの上に乗せて水を切ります。ここでも半日ほど置いてすっぱい梅の水分をザルの下に落とします。



シャトルシェフの内鍋に、水を半分ほど、そこに砂糖200グラムほど溶かして煮立ったところに

また静かに梅を1粒ずつ丁寧に崩さないように入れていきます。



煮立たせないほどのとろ火で10分ほど煮て、甘みを確認します。少し酸味が多いので、上に好みの量の砂糖をふりかけました。




 後からかけた砂糖はシャトルシェフの保温中に自然に溶けて下のほうに混ざるのでそのまま保温します。


半日後に煮汁が70度ほどになるまで弱火で温めて、また味をみて砂糖を加えて保存という作業をします。



甘みがゆっくり冷ますことで中まで浸透していきます。シャトルシェフはこの中まで味を染み込ませるのにぴったりの道具です。


4回ほどくりかえして好みの甘さの80%で砂糖を加えるのをやめて

煮汁を小鍋に移して煮汁だけ沸騰させて7割ほどに煮詰めていきます。






熱い煮汁を梅の鍋に静かに入れてまた保温します。


朝晩3回ほど繰り返して出来上がりです。


こんなに丁寧に作っても冷蔵保存は10日ほどです。


多い分はは冷凍保存です。

平たいタッパーに一列冷凍です。



とっても美味しいので、冷凍保存しようと思うより、

お友達とおしゃべりしながらお茶して出来立てを召し上がって喜んでいただいてくださいね🎶💓


誰もが本当に幸せそうなお顔になりますから✨💞🥰


煮汁はジュースにしたりかき氷のシロップになります。