茄子は体を冷やしてくれる夏野菜です。急に寒くなってきましたがまだ野菜室に茄子がありました。
そこでナスの体を冷やすという性格を少し緩和させた料理をご紹介します。
なすの甘辛味噌炒め
茄子の扱い方
①油で揚げることで茄子の冷たさを解消
②味噌と合わせることで陰陽のバランスをとります。
③生姜にんにくで体を温め血流を良くします。
④長時間煮込んだごぼうと一緒に炒めることで陽の性質を入れます。
理屈をいうとこんな風になりますが、
実はこれめちゃめちゃおいしかったのです。
野菜室に茄子がない方も買ってでも作ることをお勧めしたい料理です。
なすは秋になると皮が固くなりますから少し皮を剥きました。大きめの乱切りです。なすを揚げると小さくなるので大きく切った方が食べ応えがあります。
ナスの外に入るものは、干し椎茸3枚、ニンニク、生姜一片ずつ、ごぼうの粗みじんの5時間甘辛煮込み(これは豚挽肉や鶏ミンチに変えてオッケーです)
*ごぼうの作り方
ごぼう1本はは2センチほどに切ってフードプロセッサーであらくみじん切りにします。水をごぼうが被る位入れて、5時間ほど煮ます。途中で醤油とみりんで甘辛く味をつけ、汁がなくなるまで。
これはひき肉がわりに使います。
太めのごぼうで作ると3回分位に分けて冷凍しておくことができます。今日は解凍して使ったものです。
茄子は素揚げします。揚げザルにとってしっかり油が切ります。
鍋にニンニクと生姜のみじん切りを入れ油を入れてから火をつけて弱火で香りを出します。
干し椎茸をみじん切りにし、椎茸の戻し汁100 CCとともにこのフライパンに入れて
甜麺醤小さじ2、味噌大さじ2、みりん大さじ2〜3 で味をつけます。