ひと足早い春のご飯 桜の鯛めし


野菜市場でグリンピースを見かけました。グリンピースが大好きな私は買わずには帰れません。
そこで一足早くこのグリンピースを使って春のご飯をつくりました。
お雛祭りや卒業入学のお祝い膳にお作りいただけたらと思います。

まずお米を洗っておきます。
普通の白米1カップ
もち米1カップ
洗って10分ほど水に漬けてザルに30分あげておきます。

グリンピースは鞘から出して、少なめの熱湯に塩少々入れて茹でます。少ないお湯で茹でるのはご飯にグリーンピースの香りをつけるためにこのゆで汁を一緒に炊き込むからです。


グリーンピースを茹でるのは案外時間がかかります。試してみてほくほくになっていたら、氷水にとって鮮やかなグリーンを残します。


水中にしばらく入れておくと変なシワがよらないのでそのまま入れておきます。



土鍋にお米を入れて茹で汁+水で2カップの水加減をします。


水加減は普通のお米で2割増、もち米は2割減なので± 0ということでお米と同量の水分を入れます。
ここにお醤油大さじ2を入れてすぐに火にかけます。



もち米は水を吸いやすいので水加減してしばらく置いておくと水分がなくなり上手に炊けなくなります。

沸騰したら蓋を開けて、鯛のお刺身の切り身をそのまま入れます。


すぐに弱火にして12  3分炊き、その後10分位蒸らします。

茹でたグリンピースを散らし、水で塩抜きをした桜を飾って、土鍋のまま食卓に出し、

混ぜてで盛り付けてください。




お吸い物は貯めておいた生椎茸の軸から出汁をとりました。



生椎茸を使う時で切りだけ軸も一緒にいただくようにしてますが、料理によっては使えない時もあり、台所の隅でざるに入れて乾燥させていました。
あまりにたまったので瓶に詰めてひたひたのお水を入れて冷蔵庫で3日ほど、



こんなに濃い色の椎茸の出汁ができました。半分水を加えてもまだ大丈夫なほどよいお出汁が取れました。



これに醤油と塩味をつけ、ニラえのきだけを入れて卵とじにしました。

椎茸の軸のお出汁はとってもよいお味でした。