こづゆ

会津地方のお正月の郷土料理
会津出身の料理教室の生徒さんに昔、作って教えていただきました。

「どんどん食べて、たくさん作ったからどんどんおかわりして‼️」

鍋に溢れんばかりに作った愛情あふれるお母ちゃんの鍋でした。

それを思い出しながら、我が家ではこじんまりと




オマールエビの空カラがいいダシが出るよーと教えていただいたので本当は干し貝柱の出汁なのですがエビの出汁でつくりました




材料
里芋、人参=適量を1センチの角切り
つきこん(なかったのでこんにゃくを細く切りました)
干しいたけ、キクラゲ
白玉麩(おつゆふを半分に切って代用)




オマールエビの煮だし汁にお麩以外の材料を入れて柔らかくなるまで煮て

醤油とみりんで味をつけます。

最後に水で戻したお麩を絞って入れたら出来上がりです。




このお麩がとても良い味を出してくれます。これは省略せずに入れたほうがおいしいと思います

こづゆが残ったので次の日はこれでお雑煮をつくりました

お正月は緑の野菜が少なくなるので、アクセントに小松菜とネギを少々。



オマールエビのカラを捨てるところでしたが、お友達に教えていただき思いがけず、懐かしい味こづゆを作ることができ

翌日は珍しいお雑煮をいただくこともできました

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ずいぶん前に東城百合子先生の料理教室の同窓会の役員をしていたことがあります。あなたと健康創刊30年の記念の行事に
記念品として卒業生たちと手作りの料理ブックを作ったりました。

テーマは郷土料理

全国の東城先生のお弟子さんにレシピを寄せていただき、毎週みんなで集まりレシピを検討し
料理を作って盛り付けで写真を撮り
それをレイアウト構成して
当時同級生だった酒蔵の寺田本家さんに印刷していただき
皆でファイルに、手差しした懐かしい料理ブックです。



東城百合子先生揮毫

こづゆ作りこの冊子のことを思い出し、一品一品とても懐かしく見ました。


郷土の汁物


イラストもとっても可愛いのですよ


私の実家で作ってた味噌玉
柔らかく煮た大豆を潰して固めて乾燥させてあげていただきます。


麹と玄米ご飯でパン酵母を作ったことも



かっけばっとう
庶民はそばを食べてはいけないというご法度時代にそばを細長くせず、四角や三角に切ってしゃぶしゃぶのようにして隠して食べたということです。

これのためにそば打ちも何度もしました。

この冊子はかなりの力作です💪

この料理もおいおいご紹介させていただきますね〜