ごぼうの信田巻き(しのだまき)
ごぼうと人参を油揚げで巻いて作ります。たたきごぼうもいいですが、彩が美しいのでオススメです。

下拵えに多少時間が必要ですが、後は鍋まかせです。


この写真はごぼうのかわりに長芋です


材料
油揚げ  4枚
ごぼう、人参、かんぴょう


作り方
油揚げは三方の端を切って正方形に開く。

ごぼうとにんじんは油揚げの長さに細長く切る。
油揚げの上にごぼうと人参を市松におく。

市松模様という日本柄にちなんだ言いかたです。この言葉に情緒がありますね






油揚げでぐるぐると巻き、かんぴょうで縛る。

右の短い結び目が結ばれて左側にいっても上に出るように結ぶのが正しい結び方です。 長いのを横に渡して紐の上を通り、下から上に結びます。 






かんぴょうのしばり方 は縦に結び目がならないいうにします。右側の結び方は立つ結びと言って縁起が悪いと忌み嫌われています。新年をお祝いするお料理なので結び方にお気をつけくださいね。


鍋に入れ材料が被るほどのだしまたは水をいれ、しょうゆ大さじ2、みりん大さじ2を入れて火にかけ柔らかくなるまで煮る。
煮汁をしっかり煮詰めると日持ちがします。
煮汁がなくなるまで煮るので途中はかなり薄です。

ごぼうの代わりに大根や長芋でもできます。



料理教室で生徒さんと作ったもの
油揚げの巻き方がゆるかったと反省です。