きんぴらごぼう

皮も剥かず、水にもさらさず、味付けは醤油のみ

きちんと作るとごぼうの旨味と甘さがしっかり引き出されます。




ごぼうはタワシで泥を落とす程度に洗います。

千切りにしますが、予定量の半分できたところで、フライパンにごま油をして切れたごぼうを炒め始めます。





炒めながら残したごぼうを切り、できた側から炒め合わせて行きます。




水にさらさないので、切ってしばらく置いておくとすぐに黒くなってしまいますから、半分の量から炒め始めます。

しばらく炒めてごぼうから良い香が出てきて、鍋に焦げ付きそうな雰囲気になってきたら、水を大さじ2杯ほど加え、ジュウッと蒸気を立たせます。




ごぼうのアクがこの蒸気で蒸発します。

もう一度水分がなくなった頃またお水を入れて蒸気を立てます。こうすることでごぼうも柔らかくなります。

ごぼうがいい具合になったら人参の細切りを炒め合わせます。




にんじんに火が通ったら醤油をお好みで回しかけたら出来上がりです。




みりんも使っていないのにごぼうの甘みが引き出され、適当な噛みごたえもあってとてもおいしいですよ



料理の作り方に正解はありませんが、
この作り方はごぼうの薬効が期待できます。


 🏥💊🚑

自然療法では
炎症に生ごぼうが良いと言われています。

私は子供の頃盲腸炎になり、自然療法をきちんと知らない母が、
どこかから聞いてきたと言って、
ごぼうをすりおろして絞った汁を30分ごとに私に飲ませてくれ、見事に盲腸手術しないで済んだと言う経験があります。

娘もやっぱり私と同じ4年生の頃に盲腸炎になり、私もごぼうのすりおろしを絞って娘に飲ませました。

自然療法を習っていた私でも娘の事となると心配で、お医者様にも見ていただきながら、何とかごぼう汁のおかげで手術をせずに済んだ思い出があります。


また15年ほど前に、肩の腱を切ってしまったのではないかと思うほどのひどい五十肩をしました。

袖を通すこともできず、歯磨きさえできない、多分肩の炎症からだと思うのですが38度ほど熱まで出ていました。

炎症にはごぼうと雪の下の葉が良いということを思い出し、調理もままならないので、ごぼうは切ったまま、雪の下の葉も洗ったまま味噌をつけていただきました。

なんとしばらくすると熱が37度台まで下がりました。

五十肩はなかなか治りにくいもので、痛みが取れるまでにはそれなりの時間がかかったのですが、

ごぼうと雪の下のおかげさまで熱が下がったのは凄いと思ったことがあります。

炎症を抑えてくれるのは生のごぼう!
ちょっと頭の隅にでも置いておいていただいたら、何かの折にお役にたつかもしれません。

後日談ですが、呑平さんの友達にこのことを話したら、「ごぼうと雪の下に味噌これは酒もってこいだね〜🍶🤣」

それ以来新ごぼうは味噌でお酒のお供にも👍


10/30 13:30から
藤沢駅南口近くのパパラギさんで

自然療法の基本の講習会をいたします。

ご都合よろしい方お出かけください。

私のいろいろな体験談もいっぱい!
特にあちらに逝きかけた父がこんにゃく湿布で蘇ったのですからビックリです。