鯖缶の春巻

青魚が苦手な夫の留守にしか作れません。
一度作ってみたかった鯖缶の春巻き



一人分なので材料の分量は適当です

玉ねぎ、キャベツ、にんじん、インゲン
これらを適当に千切りにしました。
さばの水煮缶1/3は水を切っておきます。




野菜を炒めて、さばの水煮缶も加えて炒め合わせ、塩で味をつけます。



カレー粉を振り入れて鯖の臭みを和らげます。最後に醤油を隠し味に入れました。




これを春巻きの皮に包んであげます。




これ結構おいしいですよ。



🐟🦈🦑🦐🦀🐟

みのり幼稚園のお母様方とズームで毎週食の勉強会をしています。

リクエストがあり油について考えてみました。
本箱にあった油についての本をもう一度読み返してみました。




戦前の食生活に比べて油脂の量がとても多くなっていて、戦前の18倍にもなっているそうです。

わずか60年〜70年で1つの栄養素を18倍もとるようになって大丈夫なのでしょうか。私はこの本を10年ほど前に読み、全体に油が多くなっているというのを感じていたので、
油は少なめにした食生活を心掛けていました。

揚げ物のときには油の切り方を事細かにブログでも説明させていただいてきました。

全体に油を少なくすると言うだけではなくて、
リノール酸とαリノレン酸との比率がとても大切だということが書かれていて、以前αリノレン酸の油を買い求めていました。

それぞれの油に大切な働きはあるのですが
リノール酸1〜4に対して、αリノレン酸が1と言う比率で食べるのが良いのだそうです。

でも今はリノール酸に偏り、αリノレン酸が極端に少ないそうです。

リノール酸が多く含まれ油は
なたね油、綿実油、コーン油、大豆油などいわゆるサラダ油として売られているもの、その他にごま油やオリーブオイルなどです。

αリノレン酸が多いものは
アマニ油、えごま油、シソ油、青身魚

食生活の中で4対1の比率が果たして守られているかどうか?考えてしまいました。

そこでえごま油を買い求めいろいろなものに使うようになり、できるだけ青魚を使いたいと思うようになったのです。

αリノレン酸が多く含まれている油は
とても酸化しやすく、開封したら冷蔵庫保存で1ヵ月以内に食べること。製造年月日も確かめてから買うようにした方が良いようです。
熱を入れることでも油が酸化してしまうので生でいただきます。

私は栄養素を考えて食事をするという事はあまり好きではありません。
自然がその季節に与えてくださったものを感謝していただいていたら、おのずと健康につながっていくと考えています。

昔のように青魚も週に1、2度食べていたなら、改めてこのような高価な油をいただかなくても良いと思うのですが、
リノール酸とαリノレン酸の比率が健康に左右するということでは、普通に食生活をしているとどうしてもリノール酸が多くなってしまう現代、薬としてαリノレン酸を食生活の中に取り入れていくことも大切なのではないかと思っています。

またこの本にはマーガリンはトランス型脂肪酸でとても危険だと書いてあります。欧米ではマーガリンやショートニングのトランス型脂肪酸は法律で販売禁止になっているようですが、日本ではそういう措置がとられていません。

マーガリンやショートニングの植物油は本来は常温で液状であるはずなのですが、それではバターの代わりにならないので、水素添加をして工業的作られているものです。
これは自然界には存在しないもので、生き物の消化システムでは消化されないものだそうです。

ご紹介した本に限らず、食用油についての本は1冊ぐらい読んで、食生活の仕方に応用していただくことが大切かと思っています。