おはようございます😊

今日は8月27日の誕生花
その一つに「ホウセンカ」があります。



ホウセンカの花言葉『快活』『心を開く』

【田舎から出てきた内気な女子大生の物語】

ある日、房江先生のカウンセリングルームに、一人の女子大生が訪れました。 

彼女は、田舎から都会に出てきて一人暮らしを始めたものの、友達ができず、寂しさに悩んでいました。

大学では周りの華やかな同級生たちと馴染めず、授業が終わるとすぐに自宅に帰る生活を続けていました。

「こんにちは、今日はどんなお話をしましょうか?」と房江先生が優しく問いかけると、彼女はゆっくりと話し始めました。

「都会に来てから、誰とも話すことがなくて…友達もいないし、毎日が寂しいんです。人前で話すのも苦手で、どうしていいのか分からなくて…」

房江先生は微笑みながら、ホウセンカの花言葉について語り始めました。

「ホウセンカという花をご存知ですか?その花言葉には『快活』や『心を開く』という意味があるんです。ホウセンカは、小さくても鮮やかな花を咲かせ、元気よく人々の目を引きます。あなたも、心を少しだけ開いてみることで、今まで気づかなかった素敵な人たちと出会えるかもしれませんよ。」

「でも…どうやって心を開けばいいんでしょうか…?」彼女は不安そうに聞き返しました。

「小さな一歩で構いませんよ。」房江先生は続けます。「例えば、大学で隣に座った人に『こんにちは』と声をかけてみるだけでもいいんです。あるいは、何かのサークルに参加してみるのもいいでしょう。ホウセンカのように少しずつ、でも確実に自分の気持ちを表現してみてください。」


彼女は、房江先生のアドバイスを受けて、勇気を出し、ある日の授業で隣に座った女の子に話しかけました。

授業が始まる少し前、彼女は心の中でドキドキしながら、そっと隣に座る女の子に視線を向けました。

その女の子は、明るい笑顔を浮かべてノートに何かを書いています。彼女は深呼吸をして、勇気を振り絞り、一歩踏み出すことにしました。

「○○の授業、結構難しいよね…。」彼女はおそるおそる話しかけました。

隣の女の子が顔を上げて答えました。
「うん、そうだよね!私もついていくのがやっとで…ノート見せてくれる?もしかして、分かりやすいところがあるかも。」

その一言で、彼女の心にあった壁が少しずつ崩れていきました。
彼女たちはノートを見せ合いながら、授業の内容について話し始めました。

・・・

打ち解けて友達になった日々

彼女とその女の子は、授業の後も連絡先を交換し、少しずつ親しくなっていきました。
やがて、ランチを一緒にするようになり、週末にはショッピングやカフェ巡りに出かけることも増えてきました。

「最近、気になるカフェがあるんだけど、一緒に行かない?」と友達が誘ってくれた時、彼女は喜んでその提案に乗りました。二人は、おしゃれなカフェでケーキを食べながら、日常のことや大学生活について笑い合いました。

「○○、あの教授の話、本当に面白かったよね。」友達が微笑みながら言いました。

「そうだね!でも、あの部分はちょっと難しかったかも…。また一緒に勉強しようよ。」彼女も笑顔で応じました。

彼女の中には、少しずつ自信が芽生えていきました。今では、彼女は友達と一緒にいる時間を楽しむことができ、孤独感から解放されたように感じています。

後日談:カウンセリングルームにて

彼女は再び房江先生のカウンセリングルームを訪れ、その変化について話しました。

「先生、あの時のアドバイス、本当にありがとうございました。最初は怖かったんですが、勇気を出して、同じ授業を受けている子に話しかけてみました。最初はただ『授業難しいよね』って言っただけなんですけど、その一言から友達になれて、今では一緒にランチしたり、ショッピングに行ったりして、すごく楽しいんです。」

「それは本当に素晴らしいことですね。」房江先生は微笑んで言いました。「ホウセンカの花言葉である『快活』や『心を開く』が、あなたの中で花開いた証ですね。これからも、その明るさを持ち続けてくださいね。」

彼女は感謝の気持ちでいっぱいになりながら、房江先生に礼を言い、さらに充実した学生生活を送ることを誓って、カウンセリングルームを後にしました。


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房江先生がお忙しいため代わりに、
アシスタントの辻がブログを更新しています😊