茅の輪くぐり、齋行します! | 羽黒神社宮司のブログ

茅の輪くぐり、齋行します!

ギリギリまで、作れるかどうか、あやしかったんですが、いろんな人たちのご協力で、茅の輪くぐりができる運びとなりました。


まずは、二日間留守にしたら、境内は落ち葉だらけの草だらけでしたので、まずは境内清掃。


午前中一杯かかりました。


午後は、まず依頼がありました、地震以降の神社や氏子の様子について、神社新報社の取材。
神社庁参事と、被害が甚大だった輪島、鳳至両支部長に、羽黒神社にお集まりいただき、珠洲支部長の私と、四人で座談会です。

生々しい被害の報告の数々でしたが、避難所あるあるの爆笑の話も多ございました(笑)

午後四時、雅楽会のOさんが手伝ってくれて、ようやく茅の輪作り開始です。

総代さんも半分は避難してていらっしゃらないし、今年はムリかも、と、なかばあきらめていたのですが、

ちょうど前日、まだ金沢の尾山神社にいたころ、
お~、茅の輪が設置してある~、と、うらやましく見ていたら、
氏子会長さんから電話があり、
今、河原から茅を刈り取って、境内に置いてきた、とのこと。
ありがたくお礼を言って、

昨日。
仕事を早めに切り上げて帰宅した女房と三人で、せっせと茅の取り付け。
茅の輪の枠組みは、事前に、つぶれかけた神輿庫から出してありました。

忌竹と、しめ縄を張って、完成!

倒れた鳥居のかわりの竹も、取り替えました。

そして、今日は新しい立て看板を作りました。
またまた、倒壊した社殿の一部です。

神事は6月30日、午後6時からですが、茅の輪は一週間ほど設置してございます。

氏子でなくとも、ボランティアさんでも、どなたでも、くぐってお祓いが出来ますので、どうぞ、設置期間中に、お越しください。