神社にタバコを置いていってくださったのはどなた? | 羽黒神社宮司のブログ

神社にタバコを置いていってくださったのはどなた?

ここ数日で、本当にいろんなかたに会いました。


それで、

今日神社に行きましたらば、齋館(拝所)入り口に置いてありましたのが、

大量のたばこ!
それとコーヒーがありました。
どこのどなたかは存じませんが、まことにありがとうございます。

差し支えなかったら、あとでどなたなのか、こっそり(?)教えてくださいませ。

昨日はボランティアで珠洲入りしていた方が来られて、激しく歪んで危険な我が家から、装束のタンス等を移動してくださいました。

公費解体が始まれば、このスペースもこわさなければならないかもしれませんが、とりあえずは、

いつ崩れてもおかしくない場所から(今は)安全な場所へ。

それと、車庫には、地鎮祭等の外祭用の神具。
大事そうに置いてありますが、一般人には無用の長物です。

本当にありがとうございました。

ちょうどその時に、
以前石川県の神社に奉職していた神職のT氏が、はるばる福島からお見舞いに来てくださいました。
福島といえば、東日本大震災の被災者でもあるのですが、
その彼が、
「こんなひどいとは思いませんでした」
と、驚いておられました。

そして今日は、事前に連絡がありましたが、
30数年前に京都の神主学校で同級生だった京都のI氏と、大阪のT氏が来られました。

久しぶりに再会した二人ですが、
再会を喜ぶよりも、羽黒神社と、我が正院町のあまりの惨状に驚いた様子でした。

当地を訪れた多くの皆様と同様に、

「写真だけじゃ伝わらない」

と、仰られていました。

そこへ、
これも事前に連絡があったのですが、
当正院町雅楽会で龍笛を吹いているTちゃんが、旦那さんとご友人と来られました。

今は市外で結婚されたため、練習や演奏奉仕には滅多にこられませんが、

やはり、
「こんなひどい被害なのに、報道が少なすぎる」
とのことでした。

雅楽会練習が再開したら、必ず来ます!

と仰り、神社を後にされました。

そして、同級生の二人とは、けっこう長々喋ってましたが、

よっぽど仮設でゴロ寝でも、泊まっていくように申しましたが、

片道車で約7時間の道のりを、とんぼ返りされました。

神主学校の同期のみんなから集めてくれた義援金をおさめて。


同期のみんな、
ありがとう!

でもやっぱり、

しんみりしたハナシよりも、
どうでもいいアホなハナシがあってますな、
わたしは!(^_^;)