震災後、はじめて正院以西へ | 羽黒神社宮司のブログ

震災後、はじめて正院以西へ

と、言いましても、車で5キロほどで、


大通りを車越しに見ただけですが、

珠洲の中心部、飯田町まで来ると、

津波被害の海岸線以外には、屋根瓦の崩落以外、倒壊家屋はあまり見当たりません。


飯田から東の、野々江町になると、ちらほら被害が大きい家が目立ち、

正院の隣(うちの氏子の)熊谷町になると、ほぼ正院と同じ、

倒壊家屋がほとんどになっています。


(二階が一階を押し潰しています)

同じ能登でも(珠洲市内ですら)この震災に対する感覚は、地区によって大きく違うことでしょう。

ほんでね、
色々買い出しに、と思っていたんですが、
まだ営業再開していないお店が多く、

ドラッグストアで買えたのはこれだけ・・·
(タバコはありませんでした)

避難中に不謹慎とお思いでしょうが、

消灯9時以降はする事がないのであります~~~

というわけですが、
別に酒買うために動いてるわけでもなくて、

雪の日は諸々心配でして、

前日、シートを張り付けた割れた窓部分はいいとして、
壊れた拝殿側から吹き込んだ雪を掃除し、

齋館の雨漏りですが、
畳が濡れないように敷いたビニールにたまった雨水を雑巾で拭き取り、

前日に拭いた雑巾は、カチカチに凍ってました。

引き続き自宅ですが、
外れてしまった増築部分の隙間から、大量の雪が入り込んでいます。
これはもう、あきらめ。

我が家は、一番古い部分は昭和4年の建物で、
社務所の座敷部分が昭和53年の増築で、
さらに台所や浴室部分が平成16年に建て替えたのですが、
そのいずれの連結部分ともに外れてしまって、中から空が見える状態になってしまっています。
雪が入り込むのはあたりまえですよね。
(おまけに、我がもの顔でうろつくネコに、時々でくわします)

結局、たいしたことは出来ずに避難所へ。

日々、自衛隊の皆様に感謝です。

夕方6時を過ぎても、仮設住宅建設の業者さん方も頑張っておられます。



でわ♪