崩壊寸前 | 羽黒神社宮司のブログ

崩壊寸前

昨日、羽黒神社の鳥居の撤去を見届けてから、やっと兼務社すべてを見回りました。

どこも、石灯籠の倒壊、基礎のズレ等、


かろうじて乗っかっている狛犬。


戸が外れて、ガラスは割れています。






ただ、どこも私が見に来る前に、総代さんがたが外れた戸を直したり、中には倒れた石灯籠を積み直して下さっていて、パッと見はきれいになっています。

ただ、
私が宮司を兼務するお社では、一番氏子が少なく、わずか6戸で神社の維持管理をされている火之宮神社が、かなり深刻な状態です。
今日、金沢近郊の神職さんがた4名が来られましたので、あらためて一緒に見ていただきました。

かろうじて立っている鳥居。

そして社殿は、
戸がすべて外れ、
向拝を支えていた柱は梁ごとスッポリ抜けて、階下に落ちてしまっています。
一緒に来ていた神職一同も、あまりの惨状に驚愕した様子でした。

画像貼り付けの限度を越えてしまいましたので、次回に続きます。