「桜の里」だったんです | 羽黒神社宮司のブログ

「桜の里」だったんです

4月2日は、私が宮司を兼務しております、正院岡田集落に鎮座いたします、火宮神社の祈年祭・春季祭でございましたが、

 

この時期に、こんなに咲いている桜を見るのは初めてかもしれません。

集落には、川沿いを中心にたくさんの桜が植えられているのですが、

例年、この4月2日の春祭りの日にはまだつぼみで、見ごろを迎える頃は、他集落の春祭りが続いていて、これまでほとんど咲いている桜を見たことがなかったのです。

 

とはいえ、見ごろはもう2~3日後ってとこですかね。

 

祈年祭、春季祭と、大祭用の神饌(おそなえ)を二祭分用意して奉仕し、その後、厄祓いや還暦等の祈願祭が3件ございました。

助勤奉仕に来ていただいた、高倉彦神社のS禰宜さんと次女とで奉仕いたしておりますが、

 

私が宮司を拝命している神社では唯一、湯立ての神事を伝承している神社で、

春季祭祝詞奏上の後、境内で沸かしたお湯に、熊笹を浸して、飛び散るお湯で祓いの儀を行うもので、この神事の後、熊笹と神楽鈴を持ち、次女の巫女舞を奉奏致します。

 

残念ながら画像はありませんが、数年前に次女が撮った動画をどうぞ。

この神事は、もとは能登のほとんどの神社で行われていたと思われますが、明治の神仏判然令により、特に能登半島の内浦側ではかなり失われております。

 

久しぶりに直会も長々行なわれ、楽しい時間を過ごしました。

 

昨日と今日はお祭りの為、巫女舞練習はありませんが、

 

この前日、初めて幣殿での練習を行っており、

 

子供たちも、着実に上達しつつあります♪

 

以降、練習は飛び飛びになりますが、がんばりましょう!!