本年最初の新嘗祭 | 羽黒神社宮司のブログ

本年最初の新嘗祭

石川護國神社の秋季例大祭から帰った翌日の、10月20日は、私が宮司を兼務いたしております神社では最初の新嘗祭で、

午後からの祭典前に、一日分たまったケヤキの葉を掃きます。

一日留守にしただけですから知れてますけどね、

 

これが2日、3日と空けると、トンデモナイ量になります・・・

 

まあ、なんとか2時間ほどで掃き終えまして、

 

 

午後から、正院町の北東の集落に鎮座する平床神社へ。

 

集落で手配して下さったタクシーで、やや早めに着いたら、まだどなたも来ていませんでした。

 

平床地区は、現在は20戸を切っている小集落で、

その昔は、ほとんどのお宅の男衆が、主に関西の酒蔵等に出稼ぎに行っており、

11月には極端に住民が少なくなるので、新嘗祭は10月中に行うことになった、とのことです。

今は出稼ぎは、ほとんどありません。

 

お米を作るお宅も減って、神前に上がる新米も、ひと頃からみればずいぶん減りましたが、

祭典後に、神宮神嘗祭(かんなめさい)のこと、宮中新嘗祭のこと等の説明と、また、本年一年、神社のお世話を賜りました労いを申し上げました。

 

引き続き、拝殿で直会(なおらい)。

この集落では、武漢ウィルス過のさなかも、マスクを着用している以外は、いつもとあまり変わらなかったような気がします。

 

お神酒を戴きながら談笑中、

 

「宮司、あいかわらず、ようタバコ吸うてやなあw」

 

こういう会話もいつもどおり・・・(^^;