もうちょいしたら、無茶苦茶になります・・・(´_`。) | 羽黒神社宮司のブログ

もうちょいしたら、無茶苦茶になります・・・(´_`。)

 5月は恒例祭が極端に少ないので、ヒマそうに見えるようですが、実際はそうではありません(;^_^A

6月に入ると、各兼務社の大祓式(おおはらいしき)と虫送りがあるとともに、約300戸の氏子さん宅の神棚のお祭り、「水無月祓い」がありますので、ほぼ毎日氏子さん宅訪問、となるのですが、

6月に突入して忙しくなる前に、日程を調整して、神主的な仕事なのかどうなのかびみょ~な仕事(といえるかどうか疑問ですが)が増えてまいります。


この時期はツバキやカシの葉が落ちたり、雑草も多いので、時間があれば、ほとんど境内清掃に勤しんでおるわけですが、
 
↑昨日の夕方、境内から撮った、羽黒神社の旧鎮座地「羽黒山」ですが、

掃除してたら遅くなっちゃって、しかし、あ~、キレイな夕焼けや~(;´▽`A``


と、のんきに喜んでいたら、今日は雨風で境内が落ち葉で無茶苦茶になってしまいました(ノ◇≦。)


掃いていたら出てきた、黒焦げの五円玉・・・
 
左義長の後、たびたび見つかります・・・

お賽銭はお賽銭箱に入れましょう!(-"-;A


で、

6月には次女が通う小学校の、創立記念相撲大会があって、今年は1日の日曜日だそうで、

その前日の夕方、地元相撲連盟が主催して、土俵祭りを齋行いたします。


それまでに作らなければいけないのが、この、勝者に渡される御幣なのですが、
 
毎年、幣串(へいぐし=御幣を挟む板)は地元の大工さんの寄付、墨書きは地元の書家さんが、そして御幣を作るのは私の仕事でございます。

昨日、小学校の校長先生が直々に届けてくださいました。
 
けっこう大変な作業ですけどね、

しかし、小学校にある土俵は、地元の相撲連盟とPTA、それに先生方が協力し合って、毎日お勤めに行く前の早朝にボランティア(という言葉はあまり好きではないですが)で整備してくださっております。

私もこのくらいやらないと・・・
(というか、これを作っているので、土俵作りは免除されているのですが(^^ゞ )

しばし、校長先生と話し込んでいたのですが、


とにかく、子供の数が減っちゃって、

以前は男女ともに、1位、2位、3位と、それぞれ金幣、銀幣、白幣を授けていて、学校横綱、学校大関には大型の金幣、銀幣、そして、相撲部功労児童に特大御幣を授けていたので、都合、40組ほどの御幣を作らなくてはならず、5月後半はほとんど御幣づくりに時間を費やす・・・という感じだったのですが、
   

今年は3位の白幣を作る学年はついに無くなっちゃって、2位の銀幣ですら6学年分ありません。

今年の1年生は男女二人づつしかいませんので、勝ったら優勝、負ければ2位ですからね・・・


作る私としては、非常に楽になったわけですが・・・ラクになってカナシイ・・・です(ノ_-。) 

私が小学校を卒業した学年は50数名、全校生徒は300名以上いて、なおかつ、今合併されている小学校が別にあったのですが、

今は全校生徒で40名ちょうどです・・・(_ _。) 

珠洲市内には、もう相撲大会をやめてしまった小学校もあるのですが、


国技でもあり、別けても藩政時代から相撲が盛んだった正院には、なんとか継続していただきたいものです。

(と、小学校時代には1度も勝ったことがないひ弱な子供だったワタクシが申しております・・・遠藤ガンガレっ!!(^o^;) )


それと、今日はホントお久しぶりのお客様が来られまして、
 
 全国行脚しておられる猿舞座の村﨑親子の猿まわしを、能登でプロデュースしておられる、輪島市のIさんがはるばる来られまして、

今年、久しぶりに羽黒神社の境内で猿まわしの興業をする運びとなりました(*^o^*)


猿舞座の猿まわしは、いわゆる「猿を調教する」ことはせず、猿と寝食を共にして信頼関係築き、「猿の芸」ではなく、人間が好きになった猿の「行動」を話芸でもって見せるもので、「本仕込み」といわれるものです。
 
楽しみです♪
 
↑は2年前です。


そんなこんなで、5月後半から急に忙しくなるわけですが、

本日の雅楽会の定例練習は、私以上に忙しい高校生たちは部活やらなんやらで欠席で、数少なくなった大人のメンバーも夜勤等で出席できず、

私と次女の二人っきり・・・(ノ_-。)
 
まだ譜面も読めないし、音もちょっとしか出ない次女。

こういう時こそシッカリ練習しよう!!(*^▽^*)


ガンバレよ~♪