siouxsie and the banshees/ israel | 羽黒神社宮司のブログ

siouxsie and the banshees/ israel

いつもコメントをくださるマーキュリーさんのブログに触発されて、イスラエル・パレスチナ問題に関して少々書こうと思ったのですが、これは民族問題とはまた違う、大戦後の大国間の対立が背景にあり、どっちかと言うと旧東西ドイツや朝鮮半島に対するスケープゴートのような気もするので、的外れなことを書くのはやめておきます。(ホントはバンバン書きたかったりして・・・)


スージー・アンド・ザ・バンシーズはキリスト暦1976年セックス・ピストルズの親衛隊だったとされるスージー・スーのバンドでBANSHEEはスコットランドの「家人の死を告げる妖精」の意味だそうで。
デビュー前の100CLUBで後にピストルズに参加するシド・ヴィシャスが叩くドラムでビートルズのツイスト・アンド・シャウトを歌ったといわれるのですが、ベースすら弾けないあのシド・ヴィシャスがドラム叩けたのか?・・・とまあ、伝説の域にはいっている話もあるわけです。


中3だったか高1だったか「JUJU(呪々)」というアルバムが出て、FMから流れてきたのがこの「ナイト・シフト」
Fuck the mothers kill the others
Fuck the others kill the mothers
うわ・・・ジムモリソンより強烈や・・・

んで・・・
83年ですから高2ですかね、
2枚組のライヴアルバム「ノクターン」が出て、一曲目がこの「イスラエル」

重く沈んだ声とサウンド。
ジョン・マクガフが抜けて、助っ人でキュアーのロバート・スミスのキュアーよりもキュアーっぽいギター。


ちなみに「The Cure」は4枚目の「ポルノグラフィー」まで日本では発売すらされていないのに一部で熱狂的に支持されてきたアングラ(?)バンド(しかし、後にUKステイタスとまで称される)



当時のイギリスはフォークランド紛争と国内の大不況で「病める英国」のイメージが強く、そんなことはひとごととばかりに経済発展に突き進む日本でありましたが、当時中学、高校生であった私にとってそんな日本はけっして「愛する」日本、「守るべき」日本ではありませんでした。

そんな中でFMラジオから流れてきた「イスラエル」・・・
なけなしのお金をはたいて買った当時3千数百円のレコードは・・・
「世界を見よ!日本人」と
子供ながらに黙々と(悶々と?)聴いていた私は、親から「こいつは将来とんでもない犯罪を犯すようになる」とか言われてですね・・・(なんちゅうことを)

まあ、そのへんはどうでもいいのですが

娘が当時の私の年齢に近づくにつれ、もの思う今日この頃なのであります。
(イスラエルの話はどこへやら・・・)

Nocturne [DVD] [Import]/Siouxsie and the Banshees

¥2,872
Amazon.co.jp

トリロジー-ライヴ・イン・ベルリン [DVD]/ザ・キュアー

¥5,040
Amazon.co.jp