2019年
8月15日
ロシア連邦
ウスリースク
教会の鐘が
カランコロン鳴り響く。
おやつの時間だろうか…
バスターミナルに向かって
歩いていると渤海国の遺跡から
発掘された物を展示している博物館が
近くにあることに気づき
雨宿りがてら訪れてみることに。
【ウスリースク博物館】
客は吾輩たち以外誰もいない。
入場料は1人100P(約160円)
この辺に生息している動物の剥製もあり。
鹿や猪はふつうに
吾輩のご近所さんだよ。全然珍しくもない。
ただ、猪の下にハリネズミ。
この辺に生息している生き物らしい。
ハリネズミを見ると
どうしてもビルケナウの
カートに轢かれた
ハリネズミを思い出してしまう。
展示品は土器や鉄製の武器、等。
後はロシアの歴史関連の物が少し。
退屈な子供のための
不思議な絵の塗り絵なども用意されていた。
塗り絵がやりたかったが
ここは大人なので我慢。
博物館の人も
客が全然来なくて暇なのか
吾輩たちに付きっ切りで
説明してくれて、ありがた迷惑。
小さな博物館なので
すぐに見て回れる。
説明してくれた人に
お礼を言って別れを告げる。
ここから
ほど近いバスターミナルへ歩き出す。
その途中に
Вечный огонь(ヴェチニ・オゴニ)
という慰霊碑的モニュメントが…
ちょっと怖いんだよな…
雨の中でも火が燃えてるし…
人が浮いてるし…
たくさん重なってるし…
16時30分頃
ウスリースクのバスターミナルに到着。
入口では強面(こわもて)の軍人が
セキュリティチェックに立ってますが
ヤバいもん持ってなければ
特に問題ありません。
奥のカウンターがチケット売り場です。
2階にはイタリアンレストランあり。
チケット売場の窓口のおばちゃんは
無愛想ですが、テキパキと
発券してくれました。
「1番の乗り場で
16:55発の501番のバスだよ」
と発券されたチケットの数字を
指差して教えてくれました。
助かります。
なんせ文字が…
バスの種類やルートによって値段が違いますが
吾輩たちは1人400P(約640円)の運賃を払いました。
ここからウスリースクの西に位置する
中国黒竜江省の東寧や
北に位置する中国黒竜江省の鸡西へも
行けるようです。
ここウスリースクから
ウラジオストク行きは
頻発しているようですね。
5分〜20分の間に1本の割合。
列車とは大違いです。
1番の乗り場へ行くと
けだものが出迎えてくれてました。
お待たせ。