２０１９年
５月３日
ポーランド共和国
トルン
18時頃
宿に荷物を置いて
町をパトロールしましょう。
外に出ると風が強く
ぐっと気温が下がってました。
宿のすぐ目の前には
ドイツ騎士団の城跡があります。
今日はポーランドの憲法記念日。
祝日だからでしょうか。
小さな通りは
屋台で埋め尽くされて
祝日を楽しむ大勢の人達で
賑わっていました。
屋台ではビールとか
ソーセージとか、
ハムが美味しそうでしたよ。
一段と賑やかな通りに出ました。
ここがトルンのメインとなる
通りのようです。
そのシェロカ通りで
行列を為すポンチキの店を発見しました。
クラクフでも見かけた同じ店です。
クラクフでも行列でしたけど
ここもそうです。
ポンチキとは？
中に具の入った揚げドーナツのこと。
伝統的なのは、バラのジャムが入ったもの。
バラって食べられるんですか？
【Stara Pqczkania ステラ ポンチカーニャ】
営業時間：月〜土 9:00〜21:00
日 10:00〜21:00
先ずは、並んでみましょう。
見ていると続々と出来たてが
並べられていきます。
とにかく、皆さん１人で5〜６個のポンチキを
平気で買って行くので、
どんどん回転していくのです。
種類も多いし、なんて書いてあるのか
よくわからないので、吾輩たちは
札に描いてある絵で判断しますよ。
ドラゴンフルーツ入りなんてのもあります…
トリュフ入りも…
次々に売れ
次々に焼き上がり
次々に補充されていく毒…
いや、ポンチキ。
バラのジャムの入った奴はもちろん、
他にもクリームチーズと
ブルーベリーの入ったのとか
チョコレート入りとか、
ドラゴンフルーツ入り等、変わり種も豊富。
とにかく、いろんな種類のポンチキがあります。
吾輩たちは
ポンチキを２つゲッツ！（ダンディ坂野ふうに）
実食開始です。
一番人気のKINDER BUENO
とりあえず、値札に
チョコの絵が描いてあったので
チョコ入りでしょう。
KINDER BUENO 3.5zł（約100円）
砂糖のコーティングがテカってます…
揚げたてなのが、いけません…
一段と食欲をそそられます…
ぶにゅうっとトロトロ熱々の
チョコレートクリームが…
高カロリーゲッツ！（ダンディ坂野ふうに）
甘美な背徳の味がします。
「デブってもいいっ！」って
投げやりな人なら
何個でも食べられる味です。
「いくらでも食べれそうっ！」とイベリコ。
…え？
いや…
あんまり食うと…
…死ぬぞ。
油で揚げたドーナツの中に
甘い濃厚なチョコクリーム…
さらに表面には砂糖のコーティング…
カロリー爆弾、ポンチキ…
意外にも軽い食感で
食べやすくて瞬殺です…
お次は伝統的なポンチキ、
バラのジャム入りです。 3zł（約85円）
バラのジャムなんて
吾輩、初めての経験…
一瞬トイレの芳香剤を
口に入れたのかと思いました…
初めて食べるバラのジャムは
吾輩、ちょっと苦手かも…
吾輩は、アヲハタかソントンの
イチゴジャムでいいです…
ポーランドでは、
イースターの節制期間に突入する前に
このポンチキを
暴食する習慣があるそうです。
イースターの節制期間直前の
木曜日を「脂の木曜日」といい
この日だけで１億個のポンチキが
ポーランド人の腹に消えるという
恐ろしい木曜日。
ちなみにポーランドの2019年2月時点の
人口約3,840万人