2011年
8月18日
カンボジア
シェムリアップ
今日は遺跡巡り
まずはアンコール・トム
そしてタ・プロームへ向かう
2人でだらだら
「あちーっ!」とか「だりーっ!」
とか言い合い
北門へ差し掛かると
狭い門から
象が走って出て来て
びっくりした
門は狭く
車一台分の幅しかない
象は車が門を通り過ぎるのを
門の横で、じっと待ち
車が通り過ぎたら
急ぎ足で門をくぐって行く
くぐった後は
またのっそり、のっそり歩いていた
……かしこいわ、象
象に横目で
ガン見されるイベリコ……
……ついでに象使いにも
アンコール・トムへ到着
この遺跡に住み着く
京唄子師匠にあいさつして
遺跡をぐるり
イベリコは
「アンコールワットより
唄子師匠に感動した!」
と言ってたが
おれは
おれのすぐ近くで
現地ガイドの
このレリーフについての説明を熱心に聞いていた
右足にギプスをして松葉杖をついた
骨折彼女(白人)が気になってしょうがなかった…
「……松葉杖ついてまで
……こんなとこ来たくないぞ?」
とイベリコに言う
イベリコ「……たしかに
でも
こっちに来て怪我したんじゃない?」
このときは、この程度の関心しかなかったが……