得点力のある字 | はぐれ国語教師純情派~その華麗なる毎日~

はぐれ国語教師純情派~その華麗なる毎日~

国語教師は生徒に国語を教えるだけではいけない。教えた国語が通用する社会づくりをしなければ無責任。そう考える「はぐれ国語教師純情派」の私は、今日もおかしな日本語に立ち向かうのだ。

 近年、中学生の学習生活におけるシャープペンシルの使用がどんどん寛容になってきています。生徒たちが鉛筆を使っていた頃よりも、中学生の「字」に対する意識、感覚、感性が低下してきているという指摘は否定できないものなのではないかと思っています。

 テストにおいて学習の成果を発揮するにしても、それ以前に「得点力のある字」が書けるかどうかが得点の前提となるわけなのです。生徒たちの書いた字を見ながら危惧しています。