「水森かおり」さんのカバー曲「♪京のにわか雨」を聴く! | 音痴なゆうゆうの「ソロギター弾き歌い」日記

音痴なゆうゆうの「ソロギター弾き歌い」日記

時の流れの道しるべにしている「ソロギター弾き歌い」のこと。
応援している「水森かおり」さん、「福田こうへい」さん、「辻井伸行」さんのこと、
「アナ・ヴィドヴィッチ」さんのこと。
娘(猫のラグドール)のこと。
等等。
時の流れのままに綴ります。

「水森かおり」さんは、

昨日29日は「福岡飯塚コスモスコモン」の歌謡ステージで、

大好評の内に無事終了しました。


嬉しいです。


良かったです。


本日30日は、

「福岡北九州ソレイユホール」の歌謡ステージです。


上手く行って欲しいです。


今日は、

「水森かおり」さんのアルバム「歌謡紀行~東尋坊~」の

第11曲「♪京のにわか雨」を聴きます。


この曲は、作詞:なかにし礼さん、作曲:平尾昌晃さん、

歌手:小柳ルミ子さんで、

1972年8月に発売されヒットしました。


オリジナルはあまり聴いたことはないのですが、

楽譜を見てとても良い曲だな、と思っていました。


そしてついに、

「水森かおり」さんがカバーしてくれました。


雨だれが ひとつぶ頬に

見上げれば お寺の屋根や

細い道ぬらして にわか雨がふる

わたしには傘もない

抱きよせる人もない

ひとりぼっち 泣きながら

さがす京都の町に

あの人の面影

誰もいない心に にわか雨が降る


日が暮れて カラスが帰る

人はみな 家路を急ぐ

川岸をぬらして にわか雨が降る

雨の日も鐘は鳴る

むせぶよに鐘は鳴る

指を折って かぞえながら

祈る京都の町に

あの人のしあわせ

愛をさがす心に にわか雨が降る


切ないですね。


別れた恋人の幸せを願う女性の恋心が、

「水森かおり」さんの美しく柔らかく清らかな歌声に乗って、

切々と私の心に沁み込んで来ます。


お寺の屋根や細い道を濡らすにわか雨が降る中で、

女性には傘も無く抱き寄せる人も無い孤独が身に沁みます。


「水森かおり」さんは、唸らず怒鳴らず擦れない、

どこまでも伸びやかで柔らかく美しい歌声で、

孤独に泣きながらも、

忘れられない別れた恋人の幸せを願う女性の、

哀しく切なく誰もいなくなった愛をさがす心を、

軽やかで美しいリズムに乗せて歌い上げました。


「水森かおり」さんの清らかで可憐な歌声が、

私の心の奥底まで、

京のにわか雨で濡らしてくれる様です。


伸びやかにストレートに声を出しながら、

千変万化に音色を変えて情景心情心理を、

余すところなく描写して行く、

「水森かおり」さんの表現力と歌唱力は、

本当に素晴らしいものです。


最高の「♪京のにわか雨」を聴かせていただきました。


「水森かおり」さんは、本当に「歌の女神の化身」です。



ではでは。