最近は、ブログを投稿するのが止まっています。というのもいろいろと本を買いあさり、読んでいるのです。が、読むのも遅々たるものでして、頭の回転も悪くて困っております。今、手にしたいなと思うのが

「マルクス解体 プロメテウスの夢とその先 」単行本 – 2023/10/26
斎藤 幸平 (著, 翻訳), 竹田 真登 (翻訳), 持田 大志 (翻訳), 高橋 侑生 (翻訳)
資本主義をこえていく、新時代のグランドセオリー!
人新世から希望の未来へ向かうための理論。いまや多くの問題を引き起こしている資本主義への処方箋として、斎藤幸平はマルクスという古典からこれからの社会に必要な理論を提示してきた。本書は、マルクスの物質代謝論、エコロジー論から、プロメテウス主義の批判、未来の希望を託す脱成長コミュニズム論までを精緻に語るこれまでの研究の集大成であり、「自由」や「豊かさ」をめぐり21世紀の基盤となる新たな議論を提起する書である。

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と言う日本人がロンドンで出版したのを日本訳して出されたと言う本です。

これからの資本主義がどうなるか、と言うのが西欧、自由主義諸国の課題ですが、中国・ロシアなどの国、いわゆる共産主義を名乗る国も、「資本主義」の変形に過ぎないという見方、または資本主義も多様ではないかというような流れ、または「世界システム」として読み解くとか、言い換えると、第二次世界大戦後、80年を経て、ソビエトが消滅し、中共の経済も混乱をきたしてきて、《社会主義》または、マルクス主義的世界観の有効性が問われ、それに対して社会科学レベルの対話に耐えるような理論が、アンチ資本主義陣営から出ていないことです。マルクス主義を支持する学者からも、新たな世界の見方を提案するものが物がない、と言えるでしょう。中国の社会科学など、国内にある限り、まともなものは言えないでしょう。学問の衰退です。ヒトラー時代に芸術が衰退したのと同じだし、ソビエト時代も同様だ。

シュンペーターやカール・ポラニーなどの、社会主義に、多少なりとも未来を重ねていた学者にとっても、民主主義と自由は、社会主義の前提にあった。マルクス自体も、資本主義の先に、という前提において、近代社会は前提であったと言える。

『市場経済システム』は経済行為において、もっとも合理的な要因なので、貨幣経済である限り、「市場」を必要とする。

近代資本主義は、「労働」と「土地」と「貨幣」をも《商品化》したところに「近代資本主義」のレベルがある。

逆の言い方をsれば、これらの「擬制商品化」を高度な仕組みに作りあげた経済システムが、「高度な」資本主義と言えるのではないか。

次元の低い資本主義から次元の高い資本主義という、資本主義の発展段階が考えられるのではないだろうか。

マルクスが発展段階説を唱えたけれど、現在貨幣を用いない経済システムを採用しているところは皆無だ。従って、「市場経済」でないところは、という言い方になるが、「市場経済制度の高度化」ともいえる。供給・生産側に立つと『高度の資本主義』であり、消費・需要側に立つと『高度の市場経済』という言い方になるかもしれない。そのようなことをつらつら思うのだが、20世紀から21世紀にかけての、《私の100年》の歴史をどう見るか、ですね。

第1幕は戦後復興・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・幼少・若年期

第2幕は高度成長・ベトナム戦争・・・・・・・・・・・・・・・・・・・学生から社会人へ・冷戦時期

第3幕は世紀末から新世紀に・日本のバブル崩壊・世紀末・・・・・・・・現役時代・ソビエト崩壊・壁崩壊、文革

第4幕は停滞する日本・グローバリズムと中国の台頭・・・・・・・・・・現在まで

第5幕が、これからですが、「変わりゆく資本主義」でしょうか?・・・・日本の再生・中国の停滞・分裂?インドの勃興

 

もうすぐ戦後80年です。2045年の世界は、多分見ることはないと思うけど、現在の中国は、歴史科学の観察対象としては面白いです。中国も、もはや「中華式資本主義」です。その特徴は、「情報の自由の不在」、「不完全な市場機能」、「労働組合の不在」、「民主主義の不在」=「平和的な政権交代システムの不在」、「土地売買の擬制」、「所有権の制限」など、「高度な資本主義」にはほど遠い事態にあり、本質は経済領域への「政治権力の支配」が前提になっていること。

つまり、社会主義だ、共産主義だと言っても、「経済の合理的理論」を独自に形成できず、近代経済学に寄りかかるようでは、社会主義経済も共産主義経済も成り立たないのです。

あり得ることは、社会主義や共産主義が本来目指す、『弱者の救済』、および「貧困の撲滅」「格差の是正」をどれだけ実現できる経済システムを構築できるかによるのです。それと「恐慌」・「景気循環」のコントロールです。「市場の自由」を奪うことは「資本主義の呼吸」をふさぐようなもので、経済の窒息死を招くだろう。

立派な習近平と言う領袖をいただいて、中国は「聖人の政治によって世界に君臨するでしょう。」

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  1. www.bbc.com › japanese › 55457085中国、「2028年までにアメリカ追い抜き」世界最大の経済大国に=英シ...

    Dec 27, 2020 · 報告書、世界経済に占める中国のシェア2000年時点わずか3.6%だった、現在17.8%にまで拡大しており、2023年までに「高所得国」になる ...

  2. www.jcer.or.jp › economic-forecast › 20221214中国GDP、米国超え困難に | 公益社団法人 日本経済研究センター

    Dec 14, 2022 · 2036年以降も中国成長確実れるで、中国がを超えること 2020年時点予測で2029年、2021年時点予測で2033いず標準シナリオ)に中国のGDP米国上回るとみられていた。

  3. jbpress.ismedia.jp › articles › -中国が米国を超える大国にはなれない理由、根底から揺らぎ始めた中国...

    Aug 15, 2022 · 中国本年(2022年)にも減少に転じる、そのにつ考察い。. ここ7月に国発表したデータ基に ...

  4. president.jp › articles › -中国はアメリカを抜く経済大国にはなれない | PRESIDENT...

    Mar 9, 2021 · 同社経済力らず世界一経済大国アメリカを超という一般的な見方覆すものだ。

  5. news.yahoo.co.jp › expert › articles「中国は2028年、アメリカを抜く」――5年早い“世界一”予測にも「ほめ殺...

    Dec 29, 2020 · ただ、中国の人口(約13億9300人)米国(約3億2820万人)4.2倍である点考慮すると、中国が世界最大経済大国になった後でも、一人当たり ...

 

現状はどうでしょうか?

ウォルマートが撤退する

 

追い詰められた弱者の行動

 

正威国際集団が危ない!(隠れた大企業)

@quipglide 1 day ago

0:10: 🇯🇵 日本ではあまり知られていない中国の企業が日本よりも規模が大きく、注目されている。 

2:59: 中国の金融危機や世界的な経済混乱のタイミングで鉱山会社を安値で買収し、大きな利益を上げた 

6:54: ️ 不動産関連企業集団に関するネガティブな情報が注目されている。 

8:39: 工業団地開発における資金不足とトラブルの問題 

11:16: 日本では知られていなかった巨大企業グループが急速に名前が知られる可能性がある。

 詳しい要約は Tammy AIで確認してください!

@user-dg1vn6eq6z2 days ago

こういう創業者の世渡り才覚でのし上がってきた企業って、巨大になればなるほど上手くいかなくなる気がするんだよね。 商売の間口を広げれば広げるほど自分の才覚が届かない分野や面倒な手続きも生まれてそれぞれの判断と決済を創業者が即断するわけにはいかなくなるからね。 そりゃ絶頂期には資金も融資額も有り余ってるし内外から優秀な人材が集まるから企業業績自体は上がっていくけど 優秀であればあるほどその立場を利用した効率の良い蓄財方法を良いものも悪いものも知ってるし 創業者に足りないものも傍にいて見えているから臣従ではない人間も増えていく。 ホンダイズムだ松下哲学だのだって時が経つにつれ時代だ効率だを理由に少しずつ口径の都合の良いように歪められていったしね。 ビルゲイツのいないMSもジョブズのいないアップルも日本のSONYも、今や良いものを作るなんて理想はとうに消し飛んで 耳障りの良い売れ線の新技術をテキトーに実装して大騒ぎしながら既存の権益で定期収入を得るだけのくだらない企業体に成り果ててしまった。 中共と運命共同体にならざるを得ない中国の企業の場合、その振れ幅は西側の企業より遥かに大きいだろうね。

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中国危機の本質 地方割拠再び【時事ノイズカット:59】

中国における金融危機も第二波が始まりました。不動産企業や影の銀行と呼ばれる銀行ではない金融機関・商品「シャドーバンキング」の破綻に続き銀行の危機も深刻化しています。中国共産党(中共)は金融業界の取り締まりを強化し、多くの金融高官が失脚しました。 最近、天津にある華夏銀行の支店長がビルから転落して死亡したことが警察により確認されました。専門家は、中央政府が地方政府への財政支援を行わない場合、地方政府は自らの財源を探す必要があり、清朝末期の時代の地方割拠のような状況が再現される恐れがあると述べています。 本日はこの話題について、皆さんと一緒に見ていきたいと思います。 今日の動画を見終わったころに、皆さんは、中国の危機の本質が一体何なのかについて深く認識し、中共が解体していく過程についての情報を得ることになると思いますので、どうか最後まで動画をご覧ください。 本日の構成はこちらです。 

1.影の銀行の大問題 

2.資金引き揚げの転換点 

3.不動産危機の影響 

4.清朝末期の地方割拠再び

<時事ノイズカット>の記事を補強する

中国 観光地がガラガラ 観光業が崩壊 今年46万社の企業 倒産

 

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まもなく2024年になります。さて来年はどうなるんでしょうね。歴史は面白い!