ウクライナ”勝利”の条件とは?開戦から半年【豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス】(2022年8月24日)テレ東BIZ

⇒開戦から半年が経過したウクライナ戦争の今後の戦局について、東京大学の小泉悠氏とテレビ東京の豊島晋作が徹底トーク。戦況分析、今後の見通しを中心にお届けします。

 

開戦から半年が経過したウクライナ戦争。東京大学・小泉悠氏と最新の戦況を分析【豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス】テレ東BIZ  (2022年8月24日)

 

“台湾戦争”とウクライナ戦争~日本の教訓とは【豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス】テレ東BIZ (2022年8月24日)

⇒日本がウクライナ戦争から学ぶべき教訓とは何なのか。中国による台湾への軍事侵攻いわゆる台湾有事を念頭に日本が直面し得る危機について、東京大学の小泉悠氏とテレビ東京の豊島晋作が徹底討論。 ★発売3週間で重版決定! 豊島晋作『ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」』が8月2日発売となり、先日重版が確定しました。 https://www.amazon.co.jp/dp/B0B6YZXLX... 

4■この動画の【前編】はこちら https://youtu.be/ee33NOfrbUQ ■この動画の問題意識 中国と台湾が軍事衝突に陥れば、起こることは文字通り“戦争”である。日本はこの“台湾戦争”リスクについてウクライナ戦争から一体何を学びうるのか。ウクライナ戦争で分かったことは何か、中国人民解放軍がどういう視点でこの戦争をみたのかを読み解くことで、日本の安全保障と国防を考える。

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8月のレベルでの話なので、9月の時点での解説を聴きたいと思う。

ロシアはウクライナとの戦争をどれだけ続けられるのか?

国内の弾圧と対外強硬姿勢を取りつづけて、戦争をつづけられるのか?という問題になる。

日本と同じ人口を抱えて、軍隊の規模は大きいと言うけど、35万人程度の陸軍だというわけで、ウクライナに攻め込んで短期間で目的を達せられないでいる現状からすれば、いま急きょ徴兵して、何十万と言う兵力を増強して、その後方支援ができるのかと言う課題もある。

ヨーロッパがロシアを現状のままにすれば今後の憂いとなると判断すれば、NATO軍との戦いとなりえる。

100万の増員をしたとしても、維持できないのではないか。プーチンは何をもって戦争の終結とするのか。彼が戦争を終らせる主導権を持っているのか?疑問だ。

 

「豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス」の小泉氏との対談は内容が濃くて参考になるが、私が見たのが遅かったけど、現状は此処までで、これからの状況変化による、再度の対談を期待したいと思います。

10月に、どのような変化が起きるか、またロシアの増兵の効果には疑問符が付くけれど、これから冬になるので、年を越すかもしれない。

プーチンの戦争は、プーチンが責任を負わない限り、終わらないだろう。

政治家の姿勢で、国民を死なせる権力をもつ。この戦争の「死」は無意味だ。「戦死者」には申しわけないけれど、ほんとうの「犬死に」だと思う。この戦争には大義名分も正義も国威発揚も何もない。プーチンの責任は重いが、ロシア国民が目覚めないでいる。それが全ての原因でしかない。「覚醒者」が現われないでいる。暗い未来しか見えてこない。

他方欧米・NATOもリーダーがいない。

『預言者』が現われない時代となったのか、それとも「神」が不在になったのか。ともかく習近平・プーチン・バイデンと俗物しかいない時代と言うことだ。

第三次世界大戦ははじまっている。

   ↓ CNN

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ロシア人のうち、「特別軍事作戦」を「どちらかと言えば」支持している30%(50%近くは「断固」支持、20%弱は不支持)は、自分の意見を持たない。もっぱらテレビやプーチン氏の言葉を借用し、悪いニュースや他の情報源を遮断する。それでも時には戦争自体を好ましく思わないこともあり、この30%に属する人はプーチン氏と同氏の構想に対する態度を変化させる可能性がある。

『明らかにプーチン氏には自ら始めたことを止めるつもりがなく、ロシアが戦場で成功を収めるものと思い込んでいる。あるいは少なくとも、占領地域においてより強固な足掛かりを得られ、ロシア領だと宣言できると思っている。その場合、現地でのいかなる戦闘もロシアに対する攻撃とみなすようになる。そして「特別軍事作戦」を正式な戦争の状態へと移行させる機会を手にし、総動員の可能性に道が開ける。現時点でプーチン氏が発表しているのは、あくまでも制限付きの「部分的」動員だ。

だがこうしたことは全て裏目に出るかもしれない。すでに公式な場で主要な「友人」である中国の習近平(シーチンピン)国家主席やインドのモディ首相が懸念を表明している。そんな中、プーチン氏が戦争の終結を遅らせれば遅らせるほど、その分勝利と見なし得る形での後日の和平締結は難しくなるだろう。

なるほど、世論は内心長期戦を覚悟してはいるが、絶え間ない緊張がもたらす疲労感がいつ一線を越え、ムードを変えるかは誰にも分からない。そうした緊張状態は、入念に育んだ無関心によって和らげておく必要がある。プーチン氏によると自分には時間があり、ロシア軍は急いではいないという。

それでも時間が経つにつれ、敗北を勝利として示すのは一段と困難になるだろう。とりわけ例のためらいがちな層、「どちらかと言えば」同氏を支持する程度の30%に対しては。』

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