インターネットが使えなくて、一週間が過ぎようとしている。今日ネットがつなげて利用できるようになった。

亡命チベット人の社会への支援活動をしてあしかけ8年になる。TCVの事務所のインターネットを利用させてもらう。

久しぶりに勝又氏経済時評のブログを読む。インドでも中国は嫌われている。昨晩インド人と話しをした。何しにダラムサラに来るのかと言うから亡命チベット人の支援活動で着ていると説明したら、中国のことになって、元警察官だという店のオーナーは、はっきり嫌いだという。

私は最近中国がどのように変化してもどうでも良いように思っている。私のブログには、その様に書いている。彼らは西洋思想を根底から理解することもないし、自分たちが何時までも大国だと思い込みたいので、本来の危機感はでてこないだろうし、国民が改革・革命を起こすチャンスはすでに失われていると思う。再び儒教を持ち出してその現代化を試みようとすればするほど、我々から遠くなる。2000年に入って、宗族が各地で復活しているようだ。経済が少しよくなり、安定しているから復古的になる。さらに政治も共産主義のもつ西欧思想の根底を理解していないから、新しい社会を生み出すのは難しい。

彼らのすすむ道に巻き込まれるのだけは避けたい。

インド人はRaviさんと言う。彼に「インド人はどん境遇にあっても自分らしくいて、幸福に見える」と言うと、

「そうだよ」と言う答えが返って来た。

彼らは自分たちが貧しくても、豊かでも、夫々が自分の道をすすんでいるように見える。そして楽天的だ。

彼らには西欧の個人主義と違う「個人主義」がある様に思える。彼らは精神的にもタフだ。そのことを少し考えた。改めてそのことは書きたい。

今インドにいて、スイス人のスポンサーと出会って日本のことについて話したが、彼らは日本について深い知識はない。当然だ。

西洋の小国、デンマーク、スイス、オランダ、ベルギー、ノルェー、スェーデンなどは国は小さいけれど平和で産業も豊かであり、人々は、自由に自分の人生を自分たちでコントロールしている国だ。私は西欧の小国こそこれから日本が目指す方向だと話した。日本はドイツに学んで大国主義の方針を採ってWWⅡを迎えるという失敗をしたから、そのような道は歩まない。われわれは平和が必要で、世界の国々、人々に役立つような国を求めるのだと、彼らと話した。英語で喋るから大変だ。

インド人も日本との関係が深まることを願っている。

中国より、インドの人々と深い関係を作るべきだ。英語で頑張って話すのも愉しい。