日経新聞4.29

<中小製造業が外国為替市場での円高修正に機敏に対応し、海外生産の一部を日本に移管したり、国内工場を拡張したりする動きが出てきた。円高や取引先企業の生産の海外移転に伴い、国内のものづくり基盤を支える中小製造業の空洞化も進んでいる。円安が定着すれば一定の歯止めがかかる可能性がある。>


円安というより今まで異常な円高で日本は苦しめられていたという方が正しいのではないか。これもすべてアメリカと欧州のつごうによるものだ。ここへきて国内コストと海外コストが見合うようになれば、国内の失業率が低下するのと、中小企業の回復によって技術者が、職人がと言っちゃ方が日本には似合っているのだが、それらの技術継承が可能になることの方が大きい。

また日本の経済の停滞にとって若い人たちの職業観も変化してきているように思う。浮かれていたバブルの時代の生活態度が日本人にはなじまないので、やっと冷静になってきたということだろう。