衆議院の選挙結果が早くも判明し、自民の圧倒的な勝利となり、政権交代が再度行われる。

これは民主党のエラーによるものではあるが、民主党が前の戦況で掲げた公約が守れなかったこと、小沢によって醸し出られたマニフェストがなんら実行されるものではないこと、それを実行するだけの覚悟もなく内紛を繰り返したことによる批判票である。自民党が今回勝利したことと、維新が第三党勢力になったjことと、社民党がその存在意味をなくすこと、未来が伸びないのはそれらに同意することが少ないからで、日本の方向を示すものとして、自民党の主張と維新の主張とが外交の主軸になるということ、当面の対外姿勢を国民が示したという意味を持つ。

それと経済対策については、ねじれ国会で政治が機能しなかったことの反省がある。

原発やTPPは争点ではなく、国防と経済の二つ、その中で維新のいう、官僚との関係がこの選挙での争点だったのだ。

TV報道を見てると、レベルの低いとらえ方を相変わらずしていて、腹が立つような場面もあるけれど、今回は阿部さんのいう主張が、明確に肯定されていると見るべきだろう。それをもし実行しなければ、次の選挙で、また政権交代が起こり得るのだ。

今回の選挙は投票率が低く、国民の関心というよりは、自民圧勝の事前の報道で、選挙に行かなくてもという国民が増えたのだと思う。

この選挙は今の国民の声を明確に示していると思う。

そこを理解するかしないかで、自民党は判断されるだろう。

 

それと今回の選挙の立候補者が、大変に若い世代が多く、年齢の高い人たちが落選しているということだ。これは期待したい。国の将来について実働年齢の人たちが政治に参画することが大事なので、その点期待している。

 

憲法改正、国民投票への道筋、首相公選へ進んでもらいたい。道州制はアイディアではあるけれど、その前に官僚の支配を政治が終わらせられるかどうkだ。石原のいう東京都と大阪で行った会計制度の革新こそ急務であると思う。

民主党は政党として、明確なものを打ち出して再建してほしい。そういう政党が維新になるのかはわからないけれど、政権交代のできる正統派必要なのだ。