昨年までコロナの感染拡大のもと、インフルエンザがほとんど見られませんでした。ウイルスの宿主をコロナウイルスが占拠し、インフルエンザ・ウイルスが居場所を得られない「ウイルス干渉」が起きていたと説明されています。
専門家ではないのですが、コロナの第8波が北日本から西日本に移ろうかというタイミングで、沖縄や九州のコロナ感染がむしろ減ってきました。代わってインフルエンザの症例が増えていると言います。
これまではコロナウイルスがインフルエンザ・ウイルスを追いやっていたのが、コロナの力が落ちて、インフルエンザに住処を奪い返されているのかもしれません。結果的に沖縄や九州ではコロナとインフルエンザが併存する形になっていますが、コロナの感染がそれだけ抑えられているともいえます。これも「ウイルス干渉」かもしれません。見方を変えれば、コロナはインフルエンザよりも弱くなってきたのかもしれません。専門家のご意見を伺えれば幸いです。