去年の夏もプールに連れて行きたい。プールなら身体も軽く感じて歩きやすいかも?と思っていましたが、オムツの人、お断りと書いてあり諦めました。


今年は去年と比較してかなりオムツの失敗が減ったし、外出時は、ほぼトイレに行かないのでプール利用を決行しました。


プール利用時の問題の一つは、大体の更衣室が男女別なこと。私一人で着替えさせるのは無理だし。考えた末、ホテルのプールを利用する事にしました。


あらかじめ部屋で水着を着せてガウンを羽織ってプールに行き、戻る時は水着のままタオルドライして車椅子にタオルを敷いて水が落ちないようにして部屋に戻りシャワーしました。


プールで泳ぐ、までは行きませんでしたが、友達に支えて貰いながら歩きました。

少しだけバタ足もしたりして。

全身運動で疲れたかもしれないけど、身体はだいぶほぐれたはず。


娘も私もフィットネス水着を新しく買ったので、この夏はいっぱい行きたいな。

いつからかなぁ、うちの子、笑うようになってきました。


メモを見ると、最初にハッキリ笑ったのは今年の1/13。彼氏が遊びに来てる時でした。


以前、2人が車で出かけてる時に彼氏がマックのポテトを買って食べていて、娘は隣でうとうと寝てたから食べられなくて、目が覚めてから、あーポテト全部食べちゃったの??というから、俺が買った分だよ!!!と言ったんですよ。という話を彼氏がパパママに話してくれてる時、プッて笑ったんですね。


アレ?今笑った?そんな感じでメモしたのでした。

丁度、脳出血後2年経つくらいの時期ですね。


最初に、笑ったとメモした時からさらに約半年。

脳出血した日から数えて約2年半が経過しました。


最近は、ママの天然ボケを笑うようになりました。ガハハと大笑いすることは無いけど、クスって笑いますね。笑えるって大切なことですよね。


もう2年半も経ったんですね。

長いようですが、あっという間に過ぎました。


最近は、訪問の看護師やセラピストの名前を最初の一文字だけヒントを出すと思い出して答えられるようになりました。多分、海馬から大脳皮質へ記憶の転送が出来るようになってきているのだろうと、先日受診した嚥下の専門医から言われました。


なんていうか、治る時期が来ていたからなのかもしれないけど、今年の1/23に知育用のベビードラムを友達に紹介されて早速買ってあげたら、気に入ったらしく、ずーっとドンドコ、ピーヒャラやっていてね。今はもう飽きたらしくてやらなくなったんですけど、アレを叩きまくって、意識がしっかりして来た気がするんですよね。


パパなんか、ずーっと毎日ドンドコ、ピーヒャラやる姿を見て、31なのに赤ちゃんに戻ってしまった😥と悲しんで居たけど、ある日憑き物が取れたみたいにやらなくなって。


やっぱり音と手に伝わる振動が、脳に与える刺激って重要なのかもなと思ってしまいます。






娘が倒れた時、沢山の闘病ブログに心を救われました。指しか動かないとかでも、頑張って生きようとしている人が沢山いると知りました。


最近は脳に損傷を負った方々の動画を良く見るようになりました。

youtubeには、沢山の闘病者の動画がアップされていますね。

えー😱って思うような大変な人から軽症の方々まで、様々です。


闘病者の動画を見ていると、病気や怪我で身体が不自由になったことは別に恥じることでは無いと感じます。誰だって、そうなる可能性がある訳で明日は我が身、なのです。


人生の方向転換を迫られ、こんなはずじゃなかったと誰もが思う。そこで、もうダメなんだ。と心が内向きになってしまうとどんどん落ち込んで行ってしまうし、そこから抜け出すのは結構大変。


私も落ち込む日はありますが、そんな時は頑張っている人たちの動画を見ます。非常に厳しいリハビリを頑張り、なんとか生活出来るまでに復活していく人々に共通しているのは前向きな心を持つことだなと思います。少しずつだとしても脳は回復するから。何とかしようと考え色々試して行く事で医者からは無理だと言われたことも出来るようになる。人間って不思議ですね。


娘は友達が多かったので、年に数回、入れ替わり立ち替わり誰か家に来てくれます。娘は、まだ話せないから、ほぼ友達の話を聞いてるだけ。彼らの話は、大丈夫?リハビリはどう?とか娘を心配するような会話ではなくて、自分達が興味があるスポーツの話や、行きたい旅について、家庭生活の困り事についてなどなどです。娘は楽しそうに皆さんの話を聞いています。時には一緒にゼリーを食べたりしますが、皆のようにはスムーズには食べられないけど、誰も気にしていません。前回より良くなっているね!とは言ってくれますが。彼らの自由きままで全く遠慮の無い態度、それは病人を卑屈にさせません。病気であっても仲間なんだなぁと思います。親としては本当に有り難いですね。


たとえ障害を負っても、誰かと交流することを諦めてはいけないなと闘病動画を見ていると感じます。同情で仲良くして貰うとかじゃなくて、本当に気の合う仲間達を増やして行きたいですね。健常者と違うからと言って諦めたら前に進めなくなる。正直言って、結婚したり子供を持つとかは健常者でも難しいから、うちの子にはハードル高くて無理かもなと思うけど、それすら乗り越えて幸せになっている人達もいる。病人には健常者の友達が出来ないって言うことはない。動画を見てるとそう感じますね。


在宅で介護している方は動画なんて見てる暇がないほど忙しい日々だと思いますが、寝る前に、ちょっとだけでも見てみてくださいね。より楽しく生きるためのヒントが転がっているかもしれません。元気を貰えますよ。