お口ポカンは熱中症にもなりやすい | 海老名 お産の学校&ベビーマッサージ教室~はぐくみ~

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神奈川県海老名市にて開催
お産の学校&ベビーマッサージ教室~はぐくみ~です
皆様の産前産後がHappyになりますよう
サポートさせて頂きます♡

助産師 鈴木です


赤ちゃんの発達支援をしていて、いつもお母さん達にお話しするのは将来を見据えたお話❣️


赤ちゃんが生まれて一生懸命子育てしているお母さんお父さんがあまり気にもとめていないことが、実は赤ちゃんの将来とっても影響を及ぼすことがあるからです


それがお口ポカンになる口呼吸‼️


生まれる前から赤ちゃん達は本来お腹の中で丸くなって10ヶ月過ごしています

そしてオギャーと生まれてミルクやおっぱいを飲むためには赤ちゃんは必ず鼻呼吸❗️

しかしお腹の中の体勢も丸くなれず、生まれてからもお口がポカンと空いて寝ているとだんだん鼻呼吸から口呼吸になり様々なところに影響が出てきます


本来鼻呼吸である赤ちゃんが口呼吸が癖になってくるとお口がポカンと空いて舌がいつも下にさがる低位舌になります。舌を持ち上げる力が育たず舌の力が弱いと将来話す時に滑舌が悪くなりやすい


また舌の力で上顎をある程度押し上げながらミルクやおっぱいを飲むのが、舌の力が弱くいつも舌が下がっていて上顎に届かないため、上顎がなかなか広がらず歯並びが悪くなりやすい


口呼吸では集中することが苦手になる

またお口がいつも空いていると粘膜が乾燥して周囲からの感染症をもらいやすい💦💦💦

等々様々な影響がでやすいです


そしてこの時期もうひとつ気になるのが

口呼吸は成長と共に熱中症にもなりやすいことをご存知ですか?


本来脳は鼻腔から吸い込む空気で冷やされています

解剖学的に鼻腔の奥には生命活動を司る脳幹があり、その脳幹の機能の一つに温調節があります(温熱中枢、寒冷中枢)

本来人は恒温動物のため、外気温に左右されないようにある一定の体温に調節しようとします

本来暑い日は発汗をして熱を溜め込まないように体温を調節しますが、汗腺が未熟なお子さんはそれもなかなか上手にできません

暑い日はまめな水分補給や太い動脈のある部位の冷却も大切ですが、口呼吸にならないように赤ちゃんの時からケアすることが将来の熱中症予防には必要になってきます


なぜなら、口呼吸では口腔粘膜の乾燥からの脱水になりやすく鼻腔の奥にある脳幹部を冷やすことができずそのために体温調節機能が鈍くなってしまうからです


そのためには赤ちゃんの時から丁寧な抱っこ、お口が閉まる発達の積み重ねをしてあげてくださいね


8月のベビーマッサージ教室でも発達育児の基本お話しています

ご興味のある方は是非いらしてくださいね

お席は残り僅かです


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