東京 | 萩原大介のShortStory

萩原大介のShortStory

シンガーソングライター ハギワラダイスケ オフィシャルブログ

今日は、ブログ更新する余裕がないかもなので
ついさっき更新したばかりだけどこれを書いている。



さっき書いたブログに今日東京へ行くことを書いたんだけど
今回の旅についてはまた改めてにする。
(後日談のが面白い気がするから)



自分にとっての東京、という街のことを少し書こうかな、と思う。

プロフィールにあるように
高校を卒業してすぐに東京へ行って一人暮らしを始めた。
高校半ばくらいから、早く卒業したくて仕方なかったので念願の東京での生活!
という感じだった。


が、


そんなに甘くはなかった。


とにかく孤独で孤独で。


まず最初は

◯ギターと歌をとにかく練習すること。
◯音楽の専門学校に通っていたので週3回の授業に出ること。(この学校は3ヶ月でやめた)
◯楽器屋でのアルバイトへ行くこと。

やることといえばこのくらい。

恋人はもちろん、
当然友達なんていないし、
アルバイトがない休みの日なんて
何したらいいのか分からなくて絶望的な気持ちになったのを覚えている。


まぁ今となっては贅沢な悩みだけど。


そこで、いくつか自分の中にルールを作ってみた。


◯毎月必ず10曲を作り、毎月アルバムを製作する。
◯毎日声が枯れるまで歌の練習をする。
◯バンドのメンバー募集でやれることは全部やる。
◯とにかく様々な音楽を聴きまくる。


こんな感じだった。
このルールを決めてからは
ひたすらギター弾いて曲を作って
毎日毎日練習していた。
他の空き時間は中古レコード屋に行っては山のようにCDを買い漁った。


たまにレコード会社や事務所のオーディションを受けたりもしてた。


バンドのメンバー募集も
相当な人数の人と会って話したり、セッションしたりした。


書きながら思い出したけど、
毎月10曲作るのって結構大変で
わけのわかんない曲を山ほど作ったっけ。

あえて、めちゃくちゃなコード進行にメロディーをのせてみたり。

で、10曲できたら
並べてみて通して聴いてみる。
という感じ。
この10曲並べて聞くのは決まって明け方だった。


明け方の空の色がすごく好きで。
自分はどこまででもいけるような気がしてた。

なんだってできる気がしていた。
何かが始まりそうな気がしていた。

そう、何かが始まりそうな気がしていた。


音楽と心中したいってくらい
毎日毎日音楽のことばかり考えていた。


新しい曲ができると嬉しくて
一人で壁に向かって歌った。
(ダイアリーという曲の"何もない部屋で空っぽの歌を壁にぶつけていたんだ"という歌詞はこの時のことを歌っている)

今思うとこの時点では人前で全く演奏してない。バンド組んで人前で歌うのはまだまだ先のことだ。

この頃の経験や気持ちって未だに自分の中に強く残っている。

そういえば2年くらいこんな暮らしをしてた。
このバンド組む前の2年間てすごく大きかった。


ものすごくアツくなれたけど、

その分ひたすら孤独で、

なにもなくて、

ただ希望と野望しかなかったんだなぁ。



そんなことを思い出した真夜中。
おやすみ。



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LIVE SCHEDULE2019
1/29(火)京都 someno kyoto
2/7(木)京都 祇園SILVER WINGS
2/20(水)兵庫 尼崎BLANTON

〜ワンマンライブツアー2019〜
2/23(土)東京ナカノステレオ
3/23(土)新潟クラフトカフェ chillin'mama
4/20(土)三重ガーデンカフェ ボヌール

5/24(金)大阪Arc
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