バンドメンバー募集の話

このブログですが、

なるべく思い出話ばかりにならないように気をつけているんだけど、今回は思い出話です。

自分は

東京へ行ってバンドメンバーを探しまくっていた時期が長かった。

cublic-setts(俺が長年やってたバンド)を組んだのはもうメンバー募集を何年もやり続けた後々の話。

パターンとしては大きく2つ

◉ギタリストとかベーシストとか

それぞれの楽器で募集をかけてるパターン。

◉ボーカル以外は全部揃ってるパターン。

どっちも経験はしました。

またそのうちこの辺の話をもっと掘り下げたいとこだけど、

今日はcublic-settsの前に入りかけたバンドの話をします。

このバンドは後者のパターンで、

ギタリストとベーシストとドラマーの3人でギター弾きながら歌えるボーカルを探していた。

リハーサルスタジオのメンバー募集の貼り紙を見て連絡したら「デモテープを送って欲しい」と言われたので、早速新しめの曲を2曲送った。

すると、一週間後くらいに

「良かったので会いたい。ギター持ってスタジオに来て。」と。

メンバー募集続けても全然パッとした人達と会えてなかったので、歌を評価されたことが単純に嬉しくてスタジオへ。

メンバーは3人とも10歳くらい年上だった。

(当時の自分は19歳)

今でも印象的なスタジオだったんだけど、

ドラムが適当にリズム叩き始めて、そこにベースが乗っかって、ギターがアドリブで入ってきてセッションが始まった。

このバンドの演奏、

19歳の自分からすると…すごいオーラだった。

"この人達めちゃくちゃ上手い！絶対このバンドに入りたい！"と感動に震えた。

このバンドにはオリジナルの曲がすでに5曲くらいあって、その何曲かをギタリストが歌って聴かせてくれた。(歌詞がなかったから、ラララみたいな感じで)

その曲もとても良くて、なんというか

当時UKのバンド大好きだった自分にとっては本当に理想のバンドみたいな感じ。

その時は、自分の歌を少しだけ歌ってから

「飯食いながら話しよう！」となって近くのファーストフードへ。

「送ってくれた曲良かったんだけど、何曲かできてるのがあるから詞を書いてきてくれない？」と言われてテープを渡された。

3曲くらいかな、その後自分が書いた詞を持ってスタジオへ。

1ヶ月くらいかけて何回かリハーサルを行ったんだども…

結論、歌詞がハマらなかったことと

やはり当時19歳の自分のスキルではなかなかメンバーについていけず…そのバンドには入れなかった。

結局そのバンドは俺の後にすぐボーカルを決めてdaidaiという名前でライブ活動を始めた。

その正式に決まったボーカルは俺と全然タイプの違う人で"俺のが全然いいのになぁ…"とめちゃくちゃ悔しかった。

知り合ったのも縁だし、ってことで

その後も何回かdaidaiのライブを見に行って。

そのライブイベントの中の一つに印象的なバンドがいて、それがBUMP OF CHICKENだった。

※このくらいの頃かな。

当時のdaidaiのライブは基本ガラガラでお客さんほとんどいなかったんだけど、

 BUMP OF CHICKENと対バンしたイベントは入った途端に女の子がステージ前を陣取っているのが見えた。

"なんだこれ？すご！このバンドそんなに人気出たのか？"と思ったらdaidaiのファンではなく

その後に出てきたBUMP OF CHICKENのファンだった。

これが、個人的に衝撃だった瞬間の一つで。

"あ、人気があるってこういうことか！"

と。

それと…もう一つ

"なんとかあのバンドには入れてたらBUMP OF CHICKENと対バンすることができてたのになぁ…"と、これは未だに思う。

思ってもしゃあないけど。

と、そんな思い出話でした。

インスタグラムのライブ動画で前に

BUMP OF CHICKEN「Spica」をカバーしています。是非聴いてみてくださいね。

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LIVE SCHEDULE2019
1/19(土・昼)京都 second rooms

1/29(火)京都 someno kyoto
2/7(木)京都 祇園SILVER WINGS
2/20(水)兵庫 尼崎BLANTON

〜ワンマンライブツアー2019〜
2/23(土)東京ナカノステレオ
3/23(土)新潟クラフトカフェ chillin'mama
4/20(土)三重ガーデンカフェ ボヌール

5/24(金)大阪Arc
萩原大介ワンマンライブツアー2019ファイナル
〜お客さん100人呼びます大阪単独公演〜
OPEN18:30/START19:30
adv.¥3000(+1drink)
door.¥3500(+1drink)

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