ドア | 萩原大介のShortStory

萩原大介のShortStory

シンガーソングライター ハギワラダイスケ オフィシャルブログ

暗闇を切り裂いた あの時の魔法が
今君を支えている

気付けば迷子になって
誰かの救いを待っていたんだ
「助けて欲しい」「返して欲しい」
そんな言葉をずっと叫んでいた

何も間違っちゃいない そのまま歩いていこう
変わらない声を聞かせてよ
繰り返し歌った離れない衝動が
背中を押してくれている

苦しさを時代のせいにして
悲しさを誰かのせいにしていた
「何をやっても上手くいかないんだ。
どうしたらいい?」
いつも嘆いていた

強く手を握って 決して離さないで
生きていくんだ

暗闇を切り裂いた あの時の魔法が
今君を支えている
壊れそうな想いを両手に抱えたまま
一歩ずつ進んでいこう

ドアを開けよう