雨 | 萩原大介のShortStory

萩原大介のShortStory

シンガーソングライター ハギワラダイスケ オフィシャルブログ

雨が降っている。


考え事をしたくてまた海辺まで行っていた。
雨が降る日は考え事するのにちょうどいいような気がする。

橋の上から海を見下ろすと、カヌーの練習をしてる人達がいて、マネージャーらしき女の子が大きな声を出して応援していた。

俺は学生時代、本当につまらなくて
暗闇の中にいるような…そんな日々でした。
でも、今思うと楽しもうとしてなかった自分が悪いだけなんだと思う。

今となってはどうでもいいけど。


カヌーを一生懸命漕いでる姿見てたら、そんなこと思い出してしまった。

そんな中で…

「あ、そうだ。そんな時に俺は
歌をうたって生きていこうって決めたんだ」
と思い出した。


…残念ながら売れてはいないけど、今でも歌をうたっている。


そうだ、
俺は歌をうたって生きていくんだ。


そんなことを再確認した雨の日でした。