もしかしたら夢だったかもしれない
そう思ったり 言い聞かせていた
記憶の片隅 あなたが笑った
それ以外何もいらなかったんだ
ひだまり 温もり 霞んで消えて
空気に溶けた
手をのばしても届きそうもないよ
追いかけても間に合いそうもないよ
夕暮れ 乱反射 屈折した光
プールの水面に照らされる影
これから変わっていけると信じた
愚かな日々よ
もしも翼があれば今すぐ飛んでいけるのに何もできないままで
記憶の片隅 あなたが笑った
それ以外何もいらなかったんだ
ひだまり 温もり 霞んで消えて
空気に溶けた
もしかしたら夢だったかもしれない
そう思ったり 言い聞かせていた