今日は、本当にあった怖い話をしようと思います。
…嘘です。
あ、でも人によってはある意味怖いかも。
ワタクシが東京に出てきたのは18歳の頃で、とあるマンションの一階に住んでましてね。
窓を開けると、家主さんの車一台分が駐車できるスペースになってたんです。
しばらく暮らしてたら、いつのまにか家主さんが車を手放したらしく、そのスペースには何もなくなってました。
「日当たり良くなってよかった～」
なんて思ってたある日
家に帰ると…オッサンがその''元駐車場''に野菜並べて売っとるんです…
「あのぉ、窓一枚隔てた向こうはワタクシの部屋なんですが…」
なんてことは当然言えるはずもなく、
しばらく我慢してました。
そんなある日、家主さんと偶然会ったから
それとなしに聞いてみたら
「あぁ…やっぱり嫌だよね。ごめんね。あの人今お店がなくて、見つかったらすぐ移ってもらうから。それまで我慢してもらえないかな？頼まれちゃって、かわいそうだから断れなかったんだよ…」
なんて話されちゃいました。
「…そうですか…分かりました。」
渋々応えるワタクシ。
それからしばらくしたら、いつのまにか八百屋さんはいなくなってて、なぜか妙な寂しさまで感じてしまったんですね。
''何だか追い出したみたいな気分だなぁ。''なんて思ったりもして。
今考えると、かなりありえない話ですが実話です。
厳密に言うと、あの場所で商売するのマズイはず…。
当時の家主さんは本当優しい方で、そんな家主さんだからこその話だと思います。
はい。
当時の家主さんとのエピソードはまた書きます。
そんな感じで
本当にあった（怖くはない）話でした。
さて、明日は！
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