初のイベント終了後、次なる音源制作に入る。
バンド時代から演奏していた「桜並木とあなたの声」という曲を改めて録り直した。この曲のトラックは自分の音源の中でも唯一と言っていいくらい典型的な打ち込みのリズムが入っている。
ちょうどこの辺りで、ギタリスト岡本さんからピアニストの一戸さんを紹介して頂き、「バンド編成でライブをしてみよう!」と意気込んでめちゃくちゃ久しぶりにメンバー募集の貼り紙をしてまわった。当時なぜかネットを使うということが思いつかず、アナログな手段でメンバー集めをした。
結果的にベーシストの応募が数人あり、その中から稲葉君というバンド歴の長いベーシストと出会う。随分と時間経ってから言われたが、実は過去に対バン(ライブハウスのイベントで一緒になること)したバンドのメンバーだった。
ちなみにそのバンドのボーカルが後に長くお世話になることになる新潟の平田君だった。(現.lagoon 20の店長)
「流石に全く知らない人のとこには連絡しないですよ」と言われたっけ。
彼とはその後長い時間を共にすることになる。
そうなると、あとはドラム。
ということで長く一緒に演奏してきたバンド時代のドラマー井上君へ久しぶりに連絡をとると、快く参加してもらえた。
5人でリハーサルスタジオに入り、
あーだこーだやってる中、井上君が
「あれでしょ大ちゃんこうして欲しいんでしょ?」とリーダーシップをとってまとめてくれていた記憶がある。
"流石、よく分かってくれてる!"
とその時は嬉しく思ったものである。
そして迎えた渋谷O-crestでのライブ。
結果は…イマイチだった。
自分は周りのメンバーに気を遣いすぎたのか、なんとなくいつもの感じで歌えず、メンバーは何も悪くないんだけどこの日のメンツでのバンド編成ライブはもうやることはなかった。
この後は試行錯誤しながら、ピアニストと2人で演奏したりもした。
ライブ活動しながらも、ずっと考えていたことがあった。
それは、
"とにかくちゃんとしたアルバムを全国リリースしたい。形に残したい。"
という気持ちだった。
2枚目の音源の「桜並木とあなたの声」を持って色々なレーベルへ話をしに行った。
とあるレーベルでは
「こんなJPOPはウチから出せない」と言われた。
紆余曲折を経て結果的にインディーズレーベルとの話を進めることができ、アルバム制作の構想を練るようになる。
⑤「1st ALBUM風景の唄の制作、そしてリリース」へ続く
【LIVE SCHEDULE】
11/17(月)新潟.lagoon 20
「萩原大介ワンマンショウ2025〜新潟編〜」
12/14(日)京都someno kyoto
チケット予約はHPにて受け付けています。
↓
【official website】
https://hagiwaradaisuke.amebaownd.com
【YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/user/hagiwaradaisukeFILM
【萩原大介 web shop】

