14時からキャッスルホテルで保育協会主催の危機管理の勉強会に。
講師は、飯島姫路市副市長。
飯島副市長は、総務省の出身で、副市長に就任されるまでに、
福井県副知事や総務省の防災課長を歴任され、危機管理についても専門的知識を
持っておられ、姫路市でも危機管理も担当する副市長です。
姫路市では、昨年の台風12号、15号の被害に続き、
今年の6月には台風4号の被害が発生しました。
今年は、特に、警報が発令されるケースが多く、
また、実際にがけ崩れや床上、床下浸水の被害も発生しています。
また、姫路市は北部に山崎断層帯を抱えており、
いつ断層型の地震が起きてもおかしくない状況。
今日の講演でも、水害が発生した(発生しそうな)時の対応や
地震に対する備えなど多くの実践的な事例を示していただきました。
最後に、江戸時代に建設された現代における共同の備蓄庫ともいうべき
「固寧倉」について紹介されました。
最盛期には、288か所あったようですが、現在は8か所残っているようです。
当時の飢饉の際に非常に役に立ったようで、
コミュニティの強さと当時の危機管理の体制がしっかり整っていたことがうかがえます。
これから台風シーズンがやってきます。
これまでになく短時間で大雨が降る傾向にあり、
逃げ遅れるケースも増えています。
是非、皆さんも日頃の備えを十分になさってください。