先日、大学の先輩の誘いで京都の鹿苑寺(金閣寺)を訪問させていただきました。


ハイ、がんばります。-5

京都は、新緑まっさかりで観光客も多く、特に修学旅行生がたくさん見られました。

それでも、震災の影響で例年よりも少なく、特に外国人観光客はかなり落ち込んでいるようです。


今回、鹿苑寺では、金閣を外からだけでなく、中に入れていただき見学することができるなど

貴重な経験をさせていただきました。


ハイ、がんばります。-4 (金閣の1階に入れていただきました)

この鹿苑寺、世界文化遺産に指定されているのですが、国宝には指定されていないようです。

昭和25年までは国宝に指定されていたようですが、

三島由紀夫の小説の題材にもなった放火事件により焼失し、国宝を取り消されたようです。


では、なぜ、世界文化遺産に指定されたか?


聞いてみると、世界遺産に指定されているのは、建物ではなく、主に庭のよう。

室町当時の庭が現存しているということで、古都京都の文化財として登録されています。


ハイ、がんばります。-2 (庭の水面に映る金閣寺も美しいです。)

今日は、金閣の1階の見学とともに、もう一つありがたいことが。。。


それは、荒木和尚さんのお話し。。。


東日本大震災のことに触れながら法話を。

その中で出てきたのが、題にしている「足るを知る」。


これまでもいろんなことろで聞いてきた話ではありますが、

この時期に、この場所で聞くと、いままでとは違う感慨が。


「不足」ばかりを感じず、「満足」ばかりを追い求めず、己の「足る」を知ること。


肝に銘じ、生活していきたいと思います。