今日、来年度の説明会がありました。


「飛躍元年予算」と銘打たれた平成21年度予算。


その名のとおり「飛躍」の年にしたいところですが、この景気状況。


しかし、こんなときこそこの名前がいいのでしょう。

新しい総合計画が始まり、また、高架化完了により姫路駅周辺の整備が進む

ことからこの名前になったようですが。。。


緊急経済対策・雇用対策をはじめ、救急医療体制の充実など、市民の皆様の関心の高いものや

駅周辺の整備、お城の天守閣の保存修理など大規模な投資事業まで行われます。


一般会計は2055億円で昨年度比、0.7%の減。特別会計は、1234億円で11.3%の減。

企業会計は220億円で4.8%の減となっています。


歳入では、法人市民税がやはり20%以上大幅に減少しており、その他の

市税も軒並み減少の予算立てではありますが、

市税全体では4.2%の減でとどまる見込みとなっています。

今後の景気の行方によってはもう少し落ち込む可能性もあるのかなとも思いますが。

国が国債を前年比31.3%増の33兆円あまり歳入に当てる予定であるのに対し、

市債が、臨時財政対策債を含め前年度比3.6%増でおさまったことは姫路市の

財政当局の強い意思の表れなのでしょうか。


市債を発行することは、こんな景気状況からいえばある意味必要にも思えますが、

将来につけを残す結果となるので、できれば少ないにこしたことはありません。


ちなみに、財政調整基金からは前年度比19.6%増の34億円が繰り入れられますが。


主な新規施策は、先ほども書きましたが、雇用対策、救急医療対策等です。


今後、もう少し詳しく書いていきたいと思います。



それに続き、午後から、総務委員会が開かれました。


昨年、9月に逮捕された恐喝事件のことと12月に発覚した営利企業従事制限違反について。


恐喝事件については11月に逮捕され、12月に執行猶予付きの有罪判決がでていますが、

当初言われていたような仕事上のトラブルではなく、単純な言いがかりから始まり、

エスカレートしていったという説明がありました。

期間は、平成15年からおよそ5年間。

他の職員は気づかなかったようなのですが。。。

被害は数百万円。暴力もあったとか。


事実はどこにあるのか。

組織的な問題なのか、個人的問題なのか。組織の体質的な問題なのか。

いずれにしても今後起こさないようにすることがまずは第一で、職場の透明性も必要なのでしょう。

また、起きたときにいかに早いうちに対応するかも大切です。


どこの企業でもどこの職場でも起こりうることとは思えないのですが。


今日は、もう一つ、受験資格についての学歴詐称についても報告されました。


残念でしかたありません。

ただ、残念でしかたありません。。。