AKBグループのペナントレースの概要が発表されました。
参照
AKB48グループペナントレース~AKB48グループは競い合って磨かれる~ 開催のお知らせ
AKB48グループペナントレースの概要発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140423-00000002-reallive-ent
ペナントレースは「ドラフト会議」と共に秋元Pの思いつき企画ですね。
(運営お得意の「見切り発車」企画)
メンバーもファンも、なぜペナントレースが必要なのか良く分かっていません。
競い合って磨き合う事は大切ですが、点数制にする必要性が明確ではないです。
数学や統計学を使ってペナントレースを実施するようですが、
複雑な数式や理論を用いる事ことでメンバーやファンから実態を欺ける事もできます。
恐らく運営の人間も仕組みを理解しないまま実施することでしょう。
(複雑な数式を使っていると高等なものだと勘違いする人が多い)
(金融工学や高等数学を用いて作ったサブプライムローンのように)
AKBグループ全体を巻き込む「ペナントレース」。
良く言えば、グループ全体で一つの企画を実施することで
各チームが競い合って洗練されていく可能性があります。
悪く言えば、よく分からない換算・判定方式の元で
「競争に勝つため」の事だけを実行する公演になる可能性があります。
観客は満足や感動し、メンバーは洗練されながら成長していく公演内容よりも
ペナントレースで勝つためには何をすべきか、必勝法は何かを重視する傾向が
強まることが懸念されます。
そして、一番重要な事は、
メンバーもファンも「なぜペナントレースが必要なのか?」という事を改めて考える事です。
「劇場公演が原点」と運営は都合良く言いますが、
点数制にした公演がどのようにして「原点である劇場公演」と結びつくのか?
原点回帰と言いながら人気メンバーは記念公演やテレビ撮影の時などにしか
公演に出演しないのは何故なのか?
ソロでの外仕事が忙しいのならば、卒業を視野に入れるべきです。
本来、AKBグループは「夢へのステップアップの場」。中堅や新人は辞めて行くが、
人気メンバーはCDデビューやドラマや映画の主演を実現させても卒業しない。
これらの問題を直視し、打開策を検討することがペナントレースの結果や
総選挙の順位よりも重要な事です。