クーラー病 | はぎのつゆのブログ

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少しガタがき始めた医者です。コロナも過ぎて世の中がこれから、という頃、私自身大変な戦いに臨んでおります。ま、これも運命でしょう。でも、今の自分にできることは何か?と日々考えながら生きるように努力しているつもりです。

 

 クーラー病

 

クーラー病にかかってしまった

 

 

今はあまり使われないのかもしれませんが

以前は

クーラー病って

結構、テレビやラジオなんかで

騒がれていました

夏になったらよくテレビのニュースで

聞いていた言葉です

 

しかし

これをしょっちゅう耳にしていた頃は

自分では別にそんなこと感じたこともなく

へー、そんな病気もあるんだ

くらいに思っていました

 

今ならちょうど

マスコミが頻回に報道している

熱中症

ってところでしょうか

 

もちろんこの二つは別物です

 

 

 

なんでいまさらそのような

今やほとんど使われていない

言葉を持ち出すんだ?

といわれそうですが

 

実は先日、

生まれて初めて

これを心底自覚することがあったからです

 

 

 

いままでは正直

そんな病気?もあるんだ?

というくらいに思っていましたが

今回

これを身をもって

我が身に染みて

感じ取ってしまったのです

 

これがあの

クーラー病か!

って

 

 

またまた

やれやれ

です

早い話がこれも

歳のせい

加齢性です

 

 

クーラー病というのは

春の終わり頃

気候が急に暑くなって

クーラー(今はエアコン?)

をつけ始め

その冷気を浴びて

身体が

暑さと冷たさによって

自律神経失調

となってしまった状態です

 

 

脱水を伴わない点で

熱中症とは若干異なりますが

症状として

乏尿以外

似たようなものです

 

そもそも病気というのは

風邪にしろ

自己免疫疾患などにしろ

喉が痛いとか咳が出る

といった病気特有の症状以外は

病気の症状である

だるい、しんどい、ふらふらする

などといった症状の多くの部分は

自律神経の乱れによります

 

 

このクーラー病は

まさに

純粋にちかい

自律神経の失調の症状

といっていいでしょう

 

 

そしてついにわたしも

身体の底から

あ、これが

クーラー病なんだ

と感じてしまったのです

 

熱中症のように

喉が渇くとか

尿が少ないといった症状など

まったくなくて

 

身体がだるい

お腹が張って調子が悪い

わたしの体質である

便秘がひどくなる

過敏性腸炎の悪化

がこれによって悪化して

さらにしんどくなってしまったのです

 

お薬の力を借りて

便通はなんとか保ちましたが

お腹が張って

それい以上に

とにかく身体がだるい

このような症状が出現したのです

 

そのため

何日間は

何もする気が起こらず

仕事は気力を絞って

ようやくなんとか

できたような状況でした

 

だるくて

気力の失せた状態でした

 

 

2024/6/26

 

 

Aimee ValentineによるPixabayからの画像