幾つになっても嫌なもの | はぎのつゆのブログ

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少しガタがき始めた医者です。コロナも過ぎて世の中がこれから、という頃、私自身大変な戦いに臨んでおります。ま、これも運命でしょう。でも、今の自分にできることは何か?と日々考えながら生きるように努力しているつもりです。

 

 いくつになっても嫌なもの

 

 

いつくになってもいやなもの

 

いろいろありますが

やっぱり大きいのは

 

受診と受験

 

です

 

両方とも受けるわけなんですが

両方ともドキドキします

 

実は先日、前立腺癌術後半年の

受診に行ってきました

 

これまではPSAが<0.06と

感度以下ということで

一応、無再発という評価でした

 

それが3ヶ月前

そして先日がその3ヶ月後の

術後6ヶ月での

受診

でした。

 

外来受付が終わり

指示に従って

採血と検尿を行います

 

検尿の結果はすぐ出るのですが

問題は採血の方で

PSAの結果がでるまでにはどうしても

ある程度の時間がかかります

その結果が、電子カルテに入力されて

反映するにおそらく

1時間くらいはかかるようです

 

考えてみればこれでも相当早いです

以前は

免疫測定法は

数時間かかっていましたが

近年の進歩で

時間がかからず結果が出るように

なってきております

それに加えて

正確性もあがっているものと

拝察しております

 

自分でも昔、免疫測定を

自作して実験したりしていたので

かなりのところまではわかります

 

ですが、大学を辞めて(追い出されて)

からは

すっかり辞めてしまっておりますので

かれこれ遠ざかっています

 

それはいいとして

1時間余りで結果が出るので

ありがたい、

受診したその日に結果まで教えていただける

というのは大変助かります

 

ただ、その待ち時間の

1時間は

これは

結構苦痛と不安で満ちています

 

 

前回の術後3ヶ月の時点で

再発が認められなかったからといって

その3ヶ月後に

PSAが上昇傾向を

示さないとは限りません

 

考えたってどうしようもない

とはわかっているのですが

やっぱり不安です

 

受診の日が近づくにつれ

その不安がおおきくなってきます

 

やれやれ

まな板の上の鯉

ということですが

 

どうもこの鯉は

カープと違って

覚悟が足らない

人間ができていないようです

 

まさに

医者のくせに

です

 

でも逆に考えれば

医者だからこそ

病態生理が理解できているので

がんの再発の可能性について

どうしても考えてしまいます

 

考えてみれば

私の前立腺癌

high riskで一応、

病理学的切除断端は陰性

でした

 

で、high riskでは

どうしても再発のリスクが高いです

それは過去のデータ、論文をみれば

一目瞭然です

 

いろいろ考えて

またまた

ChatGPTさんとGeminiさんに

お世話になってしまいました

 

やれやれ

自分でも本当に覚悟の足らん奴だと

思います

 

 

結局のところ

つきつめれば

以前結論を出したように

 

いまできることを

一生懸命にやるのみ

 

です

 

日々を一生懸命に

いきることです

 

 

病院での待ち時間

Germinのスマートウォッチでは

脈拍がいつもより

15-20も増加したままで

その間、深呼吸をしようと

何をしようと

全く下がりませんでした

 

やれやれ

 

それで

ま、

いまのところ

私のPSAは大丈夫なようでした

 

安心したら

持病の

機能性胃腸障害と

機能性ジスペプシア

による胃酸逆流が

かなりましになりました

 

やれやれ

 

我ながら本当に

覚悟のない奴です

改めて

我ながら情けないです

 

やはり

いつくになってもやっぱり嫌なのは

受診と受験ですね

ドキドキします

 

 

 

 

 

2024/6/12

 

Nicole RoseによるPixabayからの画像