はぎのつゆのブログ

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少しガタがき始めた医者です。コロナも過ぎて世の中がこれから、という頃、私自身大変な戦いに臨んでおります。ま、これも運命でしょう。でも、今の自分にできることは何か?と日々考えながら生きるように努力しているつもりです。

 

坐骨神経痛その後

 

 

以前、かなり痛くてそれこそ座るのも辛かった坐骨神経痛ですが、

 

おしりを突き出す”正しい”スクワット

 

をやめて

 

おしりを突き出さない自己流スクワット

 

に戻してから徐々に改善してきて

最近では以前のような強い痛みはなくなりました。

 

しかし、疲れがたまりますと

こいつがムクっとおきあがってきます

 

先日の術後定期受診の後、

今日時点、まだ体調不良が残っており

それが軽い坐骨神経痛となって現れています。

 

ちょうど左の坐骨のところをマッサージしますと

軽い痛みを覚えるとともに

少し痛みが和らぎます

 

このようなときは

以前行った脚全体を伸ばしてさらに身体を前にかがめるという方法で

坐骨神経の周囲組織を引き延ばしてやったりもしています。

すると多少ましです。

 

 

歳をとって古傷が痛む

 

というのがこれなんでしょう。

 

先に小走りをしなければならないことがまたあって

その時は若干、痛みが出ましたが

以前のようにはひどくなりませんでした。

 

ほっ

 

 

坐骨神経痛がひどかった

歩くだけでも痛みが強くなってきて大変でしたが、

そのようなことはなくなりました。

 

 

先日の術後定期受診前後の

心と身体の乱れが

今、

坐骨神経痛と便秘

そして

何とも言えない腹部の膨満感、不快感となって

残っております

 

下剤も使ったりして

何とか乗り越えようと頑張っております

 

 

心が乱れると

ろくなことがありません

 

いつになったら

克己心

なるものができることやら・・・

 

むしろ年々

これが乏しくなってきているような気さえいたします

歳をとると

頑固になるのと反比例して

心の安定がうしなわれてきているようです

 

いけません

 

 

 

2024/9/12

 

 

 

 

Jon PaulingによるPixabayからの画像

 

心と身体

 

 

前立腺癌の手術からそろそろ1年近くになってきました。

 

先日、術後経過観察診察がありました。

術後経過で問題となるのは

 

再発兆候

 

の有無です。

 

 

前立腺癌には

 

PSA

 

という立派な腫瘍マーカーがあります。

 

 

先の前立腺手術で私の前立腺はすべて取り去られ

現在、ちょうど

 

女の人

 

のような尿路状態となっています。

 

尿漏れ

 

の現状については後半に述べますが

前立腺がすべて取り去らわれたことによって

PSA値は女性と同じになっています。

すなわち

 

ゼロ

 

実際には感度以下

 

です。

PSAを産生するという特徴を持っている

この前立腺癌では

もし身体のどこかに癌が残っていて増殖すれば

PSAが上昇する

のです。

 

検査にはバラつきがどうしてもあるので、一般に

PSA > 0.2 ng/ml

以上が再発とされています。

 

 

術後はこのPSAを監視する

ということが基本です。

 

ここで、心配なのは

自分の場合はどうか?です。

自分のPSAが上がってこないだろうか

ということです。

 

これが不安なんですね。

術後、3か月に1度、外来診察があるのですが、

情けないことに

毎回、診察日が近づいてきますと

不安

になってきます。

 

今回は1週間前ごろから

次第にこれが頭をよぎるようになってきて

受診の前日など

頭がぐるぐる状態でした

 

その結果

体調不良

となるんですね。

 

ほんと情けない

 

で、結果の方は

 

順調で問題ない

 

でした。

 

 

 

それを聞いた途端

身体に入っていた力が

ぐっと抜けたのを簡感じました。

 

やれやれ、毎回これなんです。

覚悟

がありません。

 

 

 

自分に言い聞かせているのは

 

ご先祖様と仏様のご意向どおり

 

ということと

 

以前、広島カープのアデュワ君

ジャイアンツ戦後のインタビューで言っていた

 

自分に期待していない

 

という言葉です。

 

聞きようによっては

なんと情けない

という感じにも取れるかもしれません。

 

しかし、二十歳過ぎの彼の言葉は

それとは裏腹に

毎日毎日

これでもか、というくらい血のにじむような練習をして努力している

という裏打ちがあるからこそ生きる言葉なのです。

 

 

肩の力を抜く方法としては

素晴らしいものかもしれません

 

この言葉はなんだか

私の心にぐっと響き

 

一種、今の私の心の糧とている言葉のひとつです

 

 

 

などと、いろいろ悩んだり

心を穏やかにしようと努力したりしつつ

毎回受診しています

 

本当に我ながら

やれやれ

です

 

 

それこそ、なるようにしかなりませんのに。

 

 

 

問題はそのように

心が乱れること体調不良となることです。

 

不安になり、自律神経が乱れ、体調が悪くなる

 

というものです

 

つまり、

心は身体をつかさどっている

ということです

 

定期受診の1週間前ころから、

わかっていても

不安となって体調不良がおこってしまいます

 

我ながら本当に

やれやれ

です。

 

 

 

 

さて、尿漏れについてです

 

現時点、術後10か月です

 

尿漏れパッドは

つけていません

パンツ一丁です

術前の状態に戻っています

 

逆に、手術によって

肥大気味の前立腺がなくなり

尿がバーッと勢いよくでます

尿線が太い

のです。

この点は手術のおかげです

 

実はパッドを外すことができたのは

術後6か月を過ぎたころからです

 

ただ、最初のころはどうしても多少漏れるので

時折パッドをつけていました

 

でもいまは基本つけていません、

 

が、

 

疲れがたまって

ふらふら状態となりますと

ほんの少し尿が漏れます

 

先日、コロナではない風邪をひいて体調不良となったときは

一時的にバッドを付けました

 

体調不良がよくなれば

つける必要はなくなりました

 

そんなに日々を過ごしております。

 

 

2024/9/11

 

Andreas NeefによるPixabayからの画像

 

 前立腺癌

 

 

統計によりますと

近年、日本では

というか日本でも

前立腺癌患者数が一位になったとのことです

 

 

女性は乳癌とのことです

日本も欧米化してきた

ということもあるかも知れませんし

 

あるいは高齢化の影響だそうです

 

ちなみに

私が学生だった頃は

胃癌が一番でした

 

 

しかし前立腺癌になってしまった私としては

高齢化というのはちょっと同意しかねる

同意したくないところです

 

気持ちだけは

といってもまだ若いと

思っています

 

 

ところが先日

久々にお会いした方に言われたのは

 

あーあ

すっかりおじいちゃんになって

わからなかった

 

ですって

 

 

がーん

 

がっくりくるやら

そんなことはないだろう!

と自分に言い聞かせたり

 

でも現実は厳しいです

 

ゆえに

高齢化の影響で前立腺癌が

増加したことに

私も加担してしまっている

という状況なのかも知れません

 

がっくり

 

 

 

ただ、幸いなことに

癌患者数はそうであっても

死因となる癌は

前立腺癌は一番ではありません

 

ということは

癌事態の進行が緩やかであり

比較的大人しい癌であり

治療の有効性が高い癌であって

 

何より泌尿器科の先生が

頑張っておられる結果

ということなのでしょう

 

 

この先それこそいつ何が起こるかは分かりませんが

それこそ

神のみぞ知る

仏様頼り

神頼り

 

でも

いつも自分に言い聞かせているのは

 

生きていて活動できる限りは

一生懸命に

生きて仕事を続ける

やりたいことをしっかりとやる

 

ということに専念するぞ

 

と改めて覚悟する次第です

 

あー、それにしても

暑いねえ〜

 

 

 

2024/8/3

 

 

ArtbysidraによるPixabayからの画像

 

いまどきのコロナ

 

コロナ患者が急増してきました

当然です

マスクをしなくていいからです

 

データによれば

すでに去年の夏のピークを越えそうです

 

このままゆけばきっと

過去最高のピークになるじゃないでしょうか

 

 

今回のコロナが増えている要因は

マスクをしていないことが大きいですが

もう一つあるようです

 

それは

症状が比較的軽いことが少なくない

ということです

 

人によっては

ほとんど熱らしい熱がなく

ちょっと咳が出て少し喉が痛い

という程度の方が珍しくありません

 

症状が軽いと

コロナではないと思い込むかもしも知れませんし

その状態でマスクなしで

出歩けば

一発です

 

 

もちろん中には

高熱で苦しむ方もおられます

しかし一般的に言えば

どうも症状が以前より

明らかに軽いようです

 

その原因として考えられるのは

コロナ自体の変化に加え

これまでワクチンをしっかり行なってきた事と

ワクチン嫌いの方の多くは

すでに感染して免疫ができている事です

 

しかしコロナはコロナです

その特徴である

感染性は相変わらずとても高いです

 

目の前で

マスクなしにくしゃみをしたりすれば

そしてこちらがその時

マスクをしていなければ

必発です

 

このままだと

感染者数が過去最高になりそうな気がいたします

多くの方は

上記のように症状が軽いあるいは

比較的軽いのかも知れませんが

どうしても症状の強い人もあり

合併症のある方で症状が強くなれば

こじらせてしまって

入院を余儀なくされる

そしてヘタをすると

死に至る可能性も十分あります

 

残念ながらマスクは義務ではありませんが

今現在、マスクをしないで

出歩いている方々

そして大声で皆で飲み会など行っておられる方々は

 

人の淘汰を促進している

という所業に加担しておられる

という構造となっています

 

 

どうか皆様

できる限りマスクでご対応ください

 

 

2024/7/25

 

heruagustiana73によるPixabayからの画像

 

 寝冷え

 

 

いちいち申し上げると

嫌がられそうですが

 

いやあー

ほんとに暑いですね

 

今や夏場の体育では

体育館は使わないのだそうですね

 

ちょっと前までは

 

今は冷房とかがしっかり広がってきて

子供たちを含めた多くの人々の

自律神経調節能力が

結果低下して

 

そのために

熱中症になったり

体育で突然倒れたりしているんだ!

 

なんて考えていた頃もありましたが

 

どうも違いました

特に最近の暑さは

確かに

人間の自律神経調節能力を

超えているとしか思えません

 

さてそのような

熱帯環境

夜寝る時も

正直暑いです

蒸し暑いです

 

確か昔は

昼間暑くても

夜網戸にしていると

少しだけ涼しい空気が

入ってきたと思います

 

ところが

今はさっぱり

 

外の空気も冷えていません

網戸にしてもダメです

 

ならばと

どうしても夜間もクーラーを

つけて寝ます

 

ところが

腸と自律神経の弱い私は

夜間少し気温が下がって

クーラーによって

さらに部屋が涼しくなってきますと

 

どうしても

鼻が詰まったり

鼻水が出たり

くしゃみが出たり

挙げ句の果てには

腸の動きが悪くなって

 

体調不良になってしまいがちです

 

家族と一緒に寝ることが出来なくなりました

 

 

やれやれ

 

ま、当然

睡眠不足ですよね

 

 

では一体どうしたらいいでしょうか

 

 

 

2024/7/24

 

 

FantasyFan2014によるPixabayからの画像