自分の直腸がんから早くも2年以上がたちました。今は頻便で苦しんでいます。
頻便になったのは、直腸がんになり、ストマ閉鎖後からです。
直腸がん手術 2021年7月5日です。「ロボット支援下前方切除+一時的小腸ストマ」という手術名です。時間は約10時間です。リンパ節も切除です。そのための弊害も性機能も無くなり、もう必要ないですが。切除後の検体を調べると。レベル2と言われていたが、レベル1でした。リンパの転移も今のところ無し
ストマは、一時的でしたのでイレオストーミで翌年2023年3月14日手術でした.この日を境に頻便が始まりました。
ストマ閉鎖は痛かった。
2023年3月14日入院17日手術
この梅干しみたいな小腸を切り取り腹の中でつなぎ、腹の中へ納め筋肉もつなぎます。
その術後が下の写真です。
術後麻酔が切れてから痛いのなんのって!
こんなのが塞がるのかと思った次第です。
一年が過ぎると、時々突っ張った感じはしますが傷口は塞がりました。
そして今年2024年3月に左脱腸の手術です。この時は腹腔鏡の手術ではなく従来の方法で、痛みは2週間ぐらいでした。
もうお腹の手術は4回も行ったので沢山です。
頻便の回数は、現在ではトイレの回数ですが最初は40回から50回はいきました。
病院ではトイレまで持たないでおむつの中に漏れて大変でした。トイレに夜中に行くと一時間ぐらい出れません。おむつを取り替えて出るときにもう漏らして汚してしまう状態です。
これには困る、自分の意志ではなく、肛門がストマ状態!
15日間入院しましたが、退院した、家でもトイレ占有状態。
そのためお尻の肛門はウオッシュレッドでただれてすりむき状態で痛い。飛び上がるほど・・少しにしたら便は取れないし・・
トイレには最初の数か月は40~50回ぐらいです、半年近くそんな状況です。家族が多いと大変です。それに仕事をしている人は仕事に行けません通勤電車で漏らしてしまいます。会社に行ってもトイレで半分過ごすことにも・・・
今もトイレには5~10回ぐらい行きますが、一回のトイレで4~5回座ったりします。
全部でないのです。残便感があり常に気持ち悪いです。肛門もその周りも痛いです。そのためプロペト軟膏(白色ワセリン)を肛門にぬります。これはテイッシュに塗りそれを尻に挟みます。紙パンツ(オムツ)ですね・・・
紙パンツは、アマゾンで注文しています。「綿下着のような履き心地」kaoの製品で「花王のリリーフ」34枚パックを使用しています。頻尿だけならいいのですが、頻便はおむつだけでは防げないので困ります。
「大は小より臭い」
せめてほんの少しならズボンは汚しませんが、後始末が大変です。
家でなら笑って処理できますが、深刻に悩んでも始まりません。
年とともに赤ん坊に戻るのでしょう・・・自分で処置できるうちはいいと思っています。
ストマ閉鎖から、一年以上たちますが、頻便の様子はあまり改善されていないようです。処置の仕方がうまくなったのは確かですが・・・
生きているだけましです。
また続きは書きたいと思います。