喧嘩といじめ | michiruの書斎

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年を取って、初めて分かることは多い(68歳)
 表現は、1に、事実にもとづき、2に、論理性があり、3に、人を幸福にするものでありたい(69才)。私の人生にはに浮き沈み、紆余曲折があった。だからと言って、どれが幸福で、どれが不幸だと言えなかった(70歳)。

 最近、昔の中学同級生と喧嘩しました。喧嘩ですが、別に暴力はないので、口論に留まったという方が正確かと思います。
 相手が、私の一言に名誉を傷つけられたのか、怒り出したので、「もし気に障ったなら謝る」と言うと、「謝って済むものか」と返してきました。この言葉には、私も同感で、大臣や政治家等が、不適切な言葉を使いながら、すぐ「撤回する」とか、「謝罪する」とか言うことが多いですが、私は、そんなに簡単に前言を翻せるものかと思います。前言はいつまでも心に残りますし、撤回や詫びは何とも軽く感じます。
  私ことですが、暴漢に殴られている最中に、謝ったら許してくれるかと思ったところ、
「謝るくらいなら、何故最初からいらんこと言う!」と更にひどく殴られたことがあります。考えてみれば、私が最初に暴漢をいさめたことは、少しも悪くなく、謝るのは筋が通らないわけです。相手が強くても怖くても対等な態度をとるのが正当と思われます。撤回や詫びは格好悪さのみ残ります。ならば対等に戦えるのが理想的ですが、 相手が暴力を振るったり、肉体的に強かったり、凶器を振りかざしている場合にはとても、そうはいかないので、その場から全速力で逃げ、110番するのが良いと思われます。

 これは、いじめへの対応の参考になります。いじめられる子は最初から負けているのではないでしょうか。それをいいことにチクチクといじめてくるのです。謝る理由は1つもありません。相手が素手なら、「お前ら何のつもりだ。言ってみろ!」と啖呵を切りましょう。そして「説明になってないじゃないか」と追い詰めましょう。しかし、相手が暴行したり、凶器を携えていたらこれ自体が犯罪ですから、110番して、警察を呼び現行犯逮捕に持ち込みましょう。