憲法改正に先立ち日本のあるべき姿を議論 | michiruの書斎

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年を取って、初めて分かることは多い(68歳)
 表現は、1に、事実にもとづき、2に、論理性があり、3に、人を幸福にするものでありたい(69才)。私の人生にはに浮き沈み、紆余曲折があった。だからと言って、どれが幸福で、どれが不幸だと言えなかった(70歳)。


憲法9条を守ろうとする意見を持つ人は少なくないようである。この場合、現在の憲法の文言を1文字も変更してはならないと考えるのであろうか。
 然し、現行憲法は、占領国が日本の戦力を骨抜きにすることを考えて、作ったもので、今日、解釈上当然となされている自衛権の存在すら危うい。武力や戦力の保持ともなると、解釈上はともかく、文字通り受け取れば、憲法違反である。
 しかし、今日のように憲法解釈を曲げざるを得なかったのも、国際社会の動向から、国の存続と平和のためにやむを得なかったと私は考える。
憲法改正に先立って考えることは、日本をどんな国にしたいかということである。このイメージをしっかり議論したのちに条文化するのでなければならない。自由平等、民主主義、平和主義、他国と対等は憲法を貫く原理として変わりないものにしていきたい。